コロナの自粛期間、多くのギタリストが様々な録音を残してましたが、その中にこのカルカッシの25の練習曲集を録音されている方もおられました。
この曲集はソルと並んで古典期を代表する練習曲集、クラシックギタリストの必須科目の一つと言えます。しかしこの曲集の特定の曲はよく指ならしで弾いてはいるものの、全部をしっかりと練習したことは無かったのです…面目ない。
この機会にちょっと見てみようかなと改めてざーっと曲集に目を通しましたが、思った以上に面白くてそれならば…と遅ればせながら日頃の練習と録音の練習も兼ねて弾いてみようかなと改めて思った次第です。
第一番ハ長調、上下のスケールでの対話、バッハのインベンションを意識しているのではないかと思われる造りになっています。中々気合いの入った第一番だと思いますが正直いきなり一番目に弾くには中々難しいです。弾くとしたら最初はこの一番からではなく二番、三番あたりから始めるのが良いかも知れないですね。