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秋と汗

今日は打ち合わせに片道一時間ほど自転車を漕いで移動。もう9月だから多少は涼しくなってるかと思ったけど甘かった。ギターに譜面台にとかさばる荷物を持ちながら、しかも途中で道を間違えて余計に2キロくらい走った気がする。着いたら汗ダラダラ。

最近よく「こんな暑い中よく自転車で来れるね。熱中症で倒れないでね?」
という風なことをよく言われる。自分でもそうだろうなと思う。早く涼しくなってほしいのも全くその通り。

でも最近はこうやって暑さの中ダラダラと汗をかきながら水分をガブガブ飲みながら暑い暑い言いながら移動するのもなんだか悪くないなって思うようになってきた。なんでだろう?不思議だ。去年まではただただ不快で、早く夏が終わってほしいって願い続けてたのだけど。

不快には違いないんだけど、汗をかいているとなんだか”生きてる”って感じがあり、生命力が湧いてくるような感じもある。人体って不思議だなあ。
合間に東高のギタマンを見に行く。主力だった3年生がごそっと抜けて人数が減ってしまって見ているとちょっと寂しい。でも人数が少ないなりに、経験が少ないなりに音楽を楽しんでいる感じが伝わってくるのはとてもいい。このままいいチームになってほしい。勿論もうちょっと部員も欲しい。
聞くとそろそろ体育大会で、一年生はアジア体操の練習に追われている様子。まだ続いてたんだなアレ。相変わらず練習はキ

# by onkichi-yu-chi | 2024-09-12 13:38 | 雑記

青い鳥学級の音楽講座

青い鳥学級の音楽講座_d0077106_14064253.jpg


今日は姫路市青い鳥学級の音楽講座

「クラシックギターを味わう」に演奏者として参加してきました。視覚障害を持つ方のためにクラシックギターの魅力を伝えるため、硬軟織り交ぜたプログラムになりました。

魔笛の主題による変奏曲:ソル
ロンド風ガボット:バッハ
前奏曲ロ短調:バリオス
エストレリータ:ポンセ
前奏曲第一番:ヴィラロボス

禁じられた遊びのテーマ:作者不詳
ディア・ハンターよりカバティーナ:マイヤーズ
ひまわりより愛のテーマ:マンシーニ
虹の彼方に(武満編):アーレン

ロンドンデリーの歌(武満編):アイルランド民謡
キャロランズウエルカム:オキャロラン
女将との口論:オキャロラン
オレンジログ:アイルランド民謡

アルハンブラの想い出:タレガ
サパテアード:デラマーサ

写真は点字で書かれたプログラムとプロフィールです。もちろん自分は点字は読めないのですが、目の前に座った方がすーっと指を走らせてまるで目で見ているかのようにスラスラと音読していたのでビックリしました。人間の感覚って本当に計り知れないものがありますね。
皆さんの聴く集中力は素晴らしくて、こちらもスーッと引き込まれるような静寂と間がありました。バリオスのロ短調(大聖堂の一楽章)は今まで1番の演奏が出来たと思います。

お陰様で好評で、こちらもとてもいい時間を過ごせました。ありがとうございました。

# by onkichi-yu-chi | 2024-08-24 14:05 | おんきち

ロンド風ガボットと十戒

バッハの音楽が数字と深く関係していることはよく知られています。最近はyoutubeなどでもバッハと数字の関係を詳しく解説している動画があって、見ているといろいろ勉強になります。


さて最近バッハのBWV1006aのロンド風ガボットを練習していたのですが、楽譜を見ていると実はこの曲も数字と深くつながっているのではないかと思うようになりました。具体的にいうとモーゼの十戒と。以下に仮説を上げていきます。

① 10×10 = 100

ロンド風ガボットの小節数を数えると丁度100になります。10 × 10 = 100なので、この数字は10に深く繋がっています。小節数の内訳を詳しく見ていくと
A(ロンド主題):8
Bパート:8
A:8
Cパート:16
A:8
Dパート:16
A:8
Eパート:20
A:8
の合計100小節です。ロンド主題に挟まれる部分は後半に行くほど長くなっていきますが、見ていて気になるのはEの部分の20小節というところです。それ以外は全て8の倍数になっているのに、なぜこのEパートだけが20小節なのかというのがずっと気になっていたのですが、小節数の合計を100にしようとしていたのなら納得がいきます。

② 十戒だから10回弾く

ロンド風ガボットの構成を見ると
ABACADAEA
のロンド形式になっていて、譜面上ではロンド主題が5回、その間が4個なのですが、最初のAの部分には繰り返しが入っているので実際演奏するとロンド主題を6回、その間を4回なので、ロンドとその間を合計10回演奏していることになります。

③ Gavotteでなく
このBWV1006のパルティータはかなり変わった特徴を持ってます。他の無伴奏バイオリンパルティータの1002と1004はアルマンド、クーラント、サラバンド、ブーレorジーグというバロックの典型的な組曲形式になっていますが(それでも1002では間にそれぞれドゥーブルが入ったり、1004ではシャコンヌという特大の曲が入ったりとそれぞれ特徴的ですが…)この組曲はアルマンド、クーラント、サラバンドは存在せず、壮大なプレリュードから始まり他の組曲ではお目にかからないルール、メヌエットそしてこのロンド風ガボットが入っています。特にこのロンド風ガボットという形式はバッハの曲の中で(私が知っている限り)この組曲にしかありません。なんでただのガボットでなくロンド形式になっているのかずっと疑問だったのですが。
十戒とバッハについて調べているとこんな記事がありました。



『クラヴィーア・ユーブング』第3巻「これぞ聖なる十戒」についての記事です。これもとても興味深いのでお時間がありましたら読んで見てください。

この中で”十戒の「戒」はドイツ語でGebot”というのを見てあっと思いました。ひょっとしてバッハは言葉遊びでGavotteとGebotを引っ掛けた?ガボットのロンドという意味と「戒」を繰り返す(つまり十戒)という二つの意味をタイトルにかけたんじゃないかなと。まあ完全な憶測になりますが。


ここまでも憶測ですが、以下はさらに憶測です。
ひょっとしたら楽曲の内容的にも十戒と関係してたら面白いですね。

十戒の内容は
第1戒「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」
第2戒「あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。」
第3戒「あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。」
第4戒「安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。」
第5戒「あなたの父と母を敬え。」
第6戒「殺してはならない。」
第7戒「姦淫してはならない。」
第8戒「盗んではならない。」
第9戒「あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。」
第10戒「あなたの隣人の家を欲しがってはならない。」

第2戒の部分が丁度Aの繰り返しになってるのが面白いですね。「偶像を造ってはならない」が丁度コピー部分になる。それは1回目と同じようには弾いてはいけないという意味か、あるいはどう弾いても同じにはならないという意味なのか。
第5戒に当たる部分はCパート。ロンド主題に挟まれている部分で唯一長調になっている部分です。十戒を見ていると第4戒、第5戒以外は全て「〜するな」という否定形になっています。「あなたの父と母を敬え。」という心温まる部分だけが唯一長調になっているとしたら面白いですね。

全て憶測ですし、バッハの文法に精通していたらもっと色々わかるようになるのかもしれないですが。
こうやって色々と深読みできる余地が多く残されているのがバッハの音楽の魅力

# by onkichi-yu-chi | 2024-08-21 14:07 | おんきち
アランフェス聞きに行ってきました。一曲目、モーツァルトのディベルティメントを聴き始めた時から動悸が高まってきました。アランフェス前に開演前に確かめたはずの携帯の電源をもう一回確認しました。とうとうソリストとして金谷幸三が出てくる。

本番の楽器は爆音のサイモンマーティ。誰よりも音の美しさにこだわってきた金谷さん。本来なら最も自信のあるハウザーで行きたかったはず、ただオケとのバランスを考えての苦渋の決断だったと思います。

それでもオケのパワーに押されて消えてしまいそうな部分もありましたが、オケとの対話がしっかりと聞こえてきて流石だなと思う部分がいっぱいありました。
金谷さんの演奏を聴いていると「あ、ここをそうとるのか。」と驚かされる瞬間があるのですが、それはオケを相手にしても変わらない。

そして美しい二楽章。単旋律のギターの美しい歌。金谷さんの特徴が最もよく出ていました。歌い出しの三つの音だけでそれとわかる他の奏者にはなかなか出せない独特のセンス。この音に憧れて門を叩いたなあ…

そして第三楽章。どこからどこまでも難所の連続。もうとにかく最後まで行ってくれと祈るような気持ちで聞いていました。そしてあー終わった… 多分関係者の人はみんなそう思ってたんじゃないかな。ギターのコンサート聴いててこんなに疲れたことはないです。聴き終わったらもうヘトヘトでした。でもユニークといえばこんなユニークなコンサートもなかったです。聴きに行けて本当に良かった。

終演後、同門のみんなとそれこそ20年ぶりに再会しました。同じ時期に切磋琢磨してきた仲間たちがなんだかんだ言いながらみんなギタリストとして活動している。それってすごいことだなと思います。だからやっぱりすごい人なんですよ。

金谷アランフェス@若山城ホール_d0077106_13251410.jpeg


# by onkichi-yu-chi | 2024-08-13 13:23 | おんきち
ギター・マンドリン音楽コンクール_d0077106_11202552.jpg


行ってきました。コンクールという性格上順位付けのようなものがあり、こういうところが上位に行くんだろうなというのは想像は出来たけど、演奏を聴いた範囲では本質的に大きな差はあまりない気がしました。

とにかく教えに行ってたみんなの演奏を無事見届けることができて良かったです。みんな頑張ってたし、輝いてました。願わくはこれからも音楽を続けて欲しいです。お疲れ様でした。

# by onkichi-yu-chi | 2024-07-27 11:20 | おんきち

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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