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発表会

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ちょっと前になりますが、先日の27日に発表会がありました。

発表会に参加出来なかった生徒さんがお仕事を抜け出して会場に花を届けに来てくれて、受付が華やかになりました。忙しい中に会場まで来てくれてとても嬉しかったです。

今年はコロナや自身の用事が重なって参加出来ない方が多かったのですが、少ない人数ながらもみなさん力演を繰り広げてとても充実したいい発表会になりました。私もプラテーロから6曲ほど弾いて、一年ぶりくらいにしっかりと演奏した気分です。おかげで翌日からちょっとヘロヘロでした。

みなさんのおかげで小さいながらも立派なコンサートになったと思います。参加された皆様、聴きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。

# by onkichi-yu-chi | 2021-06-30 15:54 | 雑記

帰り道・円環

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6/27(日)はイーグレ姫路の地下アートホールにて教室の発表会を開催します。今年も参加者は少ないですが、この一年の成果をそれぞれの思いで表現してくれる楽しみな会になりそうで私自身も期待が高まっています。

私も5月から9月に延期になってしまったプラテーロとわたしの中から抜粋で何曲か演奏しようと思います。朗読の伊藤さんもご一緒してくれます。

写真は第三回美山ギター音楽祭でも受講した”帰り道”の譜面です。この時はこれでレッスンを受けるのも最後にしようと意気込んで臨んだ機会だったのですが、レッスンで自分の力不足を痛感させられ、悔しくてそのレッスンの後徹夜で練習したのですが、結果妙なハイテンションになった挙句大した成果は上がらずただただ疲労感だけが残ったのを懐かしく思い出します。今思えば一晩徹夜したぐらいで上手くなるわけもないんですけどね、いやー若かった…

この曲”帰り道”は途中で『わたし』が

”帰り道、どうやって、どこに、何のために…”

と呟くシーンがあります。当時はその意味がよくわかってなかったのですが少しづつ腑に落ちてきました。

ヒネメス自身は当初は法律の道を志して上京(?)したのですが、途中で詩の道に心惹かれマドリードでその道を進もうと進路転換します。しかし芸術の道を進むことを応援してくれていた父の死に心の変調をきたし帰郷し一時療養せざるを得なくなります。そのふるさとのモゲールで書かれたのがこのプラテーロとわたし。

プラテーロとわたしの中ではモゲールの自然と素朴な人々の暮らしを賛美する様子も多く描写されているのですが、所々自分は本当にここにいてもいいのだろうかという心の葛藤がほのめかされている部分も散見されます。この”帰り道”も美しい風景の描写とともに、今は遠く離れた都会への郷愁も湧き上がって

”今の自分の居場所は本当にここでいいのだろうか…”

とヒネメスも悩んでいたんじゃないかなと今ならば思えます。自分の居場所はどこなんだろうと。

レッスンを受けていた当時の状況は今思えばこの詩の状況にかなり当てはまっていた気がします。音楽を始めたのも志したのも遅く、周りには才気溢れる若者がいっぱい。本当にこんな状況で音楽を続けてもいいのか、進むべきか止めるべきか。いつもそんな悩みに苛まれていた気がします。

このレッスンを受けた後、この曲を弾くことはなかったです。徹夜の思い出とその当時のキツイ心理状況とがちょっとしたトラウマになっていてこの曲から逃げ出していたのかもしれません。

あれから10年以上経って、今ようやくこの曲としっかり向き合えるようになってきました。あのレッスンの後、グロンドーナが最後に言った言葉の意味がようやくわかってきたような。

”シラクル” 

円環という意味かな。これが最後と思っていた自分の気持ちを見透かしたように、この言葉を残してくれました。
”全ては回っている、ここが最後の場所と思い詰めてしまう時もあるかもしれない。ただここは終わりの場所ではない。また巡り合う日も来るだろう。”

10年以上の時をかけて、ようやく一つの円環が繋がりそうな気配がしています。気のせいかもしれないですけど、繋がらないならそれはそれで進めばいいだけですから。

当時、グロンドーナが書き殴るように残した指示もこういうことが言いたいんだろうなと何となくわかるようになりました。少し成長したかな。でもこの人の文字の力はスゴイです。何か勢いだけでどういう方向に弾けばいいのか伝わって来る気がする。この譜面は宝物です。

# by onkichi-yu-chi | 2021-06-25 15:50 | 雑記

アクリエ姫路

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昨日、姫路市コンベンションセンター"アクリエひめじ"の抽選会に行ってきました。ホールの抽選会の後、参加希望者はホールの内覧をすることができました。内部の写真を撮影するのはオッケーでしたが、SNSへの公開はまだNGとのこと。写真撮影はしないで脳内のメモリーに焼き付けながら見学しましたが、なかなか素敵な設備で使い勝手も良さそうです。この中で何をやろうかと考えながら歩いていると段々とテンションが上がってきました。

抽選の結果、来年の7/18(月祝)の小ホールを抑えることが出来たのでここで何をやるか計画を練ろうと思います。また楽しみが増えました。
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# by onkichi-yu-chi | 2021-06-02 15:47 | 雑記
googleが今日は伊福部昭の誕生日と教えてくれたので、昔の演奏記録を引っ張ってきました。ギターのためのオリジナル曲”ギターのためのトッカータ”ちょうど3年前のライブ録音です。この時は日本の作曲家だけを演奏するコンサートでそのために勉強した曲です。

半音がガンガンぶつかり合う妖しくも美しいアルペジオの中に遠くから民謡が響き、途中でゴジラが出現し、最後にはスーパーXが発進する、と言う感じのなんとも独特の世界観です。最初はイメージをつかむのに時間がかかりましたがクセになると病みつきになるタイプの曲です。伊福部さんは他にもギター曲を残していますがどれもボリュームがあり、取り組むのには気合が必要ですがいつかまた弾いてみたい作曲家です。

# by onkichi-yu-chi | 2021-05-31 13:31 | Recording

Etudes Simples Ⅰ


エチュードの録音シリーズ新しいのを始めてみました。ブローウェルのEtudes Simplesです。

教室では原則、ソルやカルリ、カルカッシといった古典派の練習曲を中心に教え始めることが多いですが、この曲集は比較的早くから教えることがあります。古典の曲にはどうしても箸が進まない人でもこれだと気に入って弾き進めてくれる人がいたりして重宝してます。

Etudes Simplesのタイトルに偽りなく非常に単純な動機をコンパクトにまとめてあります。しかも音楽的にもとても面白い。ブルーウェルの数ある曲の中でも特にお気に入りです。

Ⅰは親指のメロディーとimでの伴奏、そしてダイナミクスの変化。1分に満たない間にppからffまで極端にデュナーミクが変化します。そしてサンバのようなリズムも魅力的ですね。

前半の10曲と次の10曲の間にはかなり時間が経っていて作風が大きく変化していて、作曲者の考え方の変化も分かって面白いです。

# by onkichi-yu-chi | 2021-05-26 13:29 | Recording

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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