
近くの小学校でギター教室で教えている生徒さんが参加する音楽会があったので聞きに行ってきました。開場は8:30。開演は9:00。開演5分くらい前に会場に着きましたが、体育館の客席は子供さんやお孫さんの晴れ舞台を一目見ようと沢山のお客さんで埋まっていて、場所を見つけるのが大変でした。隙間から舞台を覗いて生徒さんが頑張っている様子を探したのだけれどもちょっと遠くて何処で歌っているのかがよく見えない…でも演奏は良かったです。子供の演奏を聴くと本当にほのぼのしてていい感じ。先生もこの日のために頑張って来たのが伝わって来ました。
自分が小学生の時も音楽会は大切なイベントで、その日のために頑張ってたのをちょっとだけ思い出しました。
今回は初めてのキャスパホールでの開催。普段やっているパルナソスホールに比べ色々と狭くなるので色々と心配事がありましたが、終わってみれば無事に開催する事が出来ました。このコンサートに向けてしっかりと打ち合わせをしてきたスタッフの皆様と参加者の皆さんがしっかりと自分たちのやるべき事を把握出来ていたからだと思います。お疲れさまでした。


昨年に引き続き、全体合奏の指揮も振らせてもらいました。拙い指揮にも関わらず、エンターテイナー、スパニッシュメドレー、共にみなさんノリノリの演奏をしてくれました。演奏が終わってからブラボーを聞いたのは初めてでした。
みなさんいい演奏をありがとうございました。とても楽しかったです。
この日は一切楽器に触っていないにも関わらずエネルギーを使い果たしてくたくたになりました…
でも心地よい疲労感でした。

かなり長い年数、本棚の肥やしだった本。ようやく読み終えた。
和声がまだ和声として認識されず、線と線の関係の中で副次的なものとして捉えられていた時代から、ルネサンス、バロックと通奏低音の発展とともに次第に縦が意識され整頓されていき、その中からラモーの理論が生まれ、縦と横を完璧に融和させ様々な技法を高度に操ったJ.Sバッハの誕生。古典期以降、理論が整備され急速な発展を遂げながら、それ故に急速に崩壊への道を辿る和声の歴史を作者の豊富な知識と熱っぽい語り口で読ませる名著。後半になるにつれてぐんぐんと引き込まれてあっという間に読み切ってしまった。
語り口が上手いのでなんだかわからないうちに読み切ってしまったけど、読み終わってから改めてもっと楽しむためにもう一度和声を勉強し直そうと思いました。古典期、特にハイドンやシューベルトの和声はしっかりと勉強したいです。
何もなくても読めるけれど、色々と譜例がのっているので、目の前にキーボード等があると捗ると思います。ページ数は150ページくらいですが、高密度な内容の良書です。

左側が普段爪磨き様に使っているタミヤのフィニッシングペーパー。
番手は2000番台を使っています。これで爪の手のひら側を削って、手の甲側に飛び出ているバリに当たる部分をペーパーの削り終わった部分で磨いていたのですが、時々納得いく仕上がりにならない時があります。でもこれで十分かなと思っていました。
生徒さんに爪磨きの話をして人によってはもっと細かい番手を使う人もいるってお話をしたら、その生徒さんが試しに買って使わないからといって頂いたのがこのペーパです。なんと番手は8000!触ってみるとほとんどゴムのシートみたいです。これで仕上げをしてみたらちょっとタッチの感触が良くなった気がするので、これから試しに使ってみます。ありがとうございました。

普段はなかなか弦を張り替えなくて、生徒さんにも
”先生、それ そろそろ張り替えた方が良くないですか?”
なんて言われたりするくらいなんですが、二週間前に張り替えた弦を総取っ替えしました。
ギタリストによっては全然珍しくないペースでの張り替えですが、自分にとってはあまりないケースです。
張り替え当初から、ビンビンとうるさかったのを我慢して使ってたのですが、武満とかのキレイなpの和音なんかを弾いている時に後ろで”ビーン、ビーン”言ったりしてたのでもう我慢出来ずに張り替えました。張り替える前はひょっとしてギターの方に原因があったりするのかなとドキドキしてましたが、張り替えるとあれだけ五月蝿かった雑音がスッキリ消えたので一安心しました。
弦はいつも通信販売でまとめ買いしてそれを少しずつ使っています。そうすると最後に張る弦は購入してから半年後、なんてことも良くおこるのですが、どうも買った始めはあまり不良弦に当たらずに、後半になると不良弦に当たる確率が高くなっている気がします。そうすると購入してから使うまでの間に劣化しているということなのかな…
まとめ買いもちょっと考え直さないといけないかもしれません。

最近ちょっと風邪気味で中断してたソルフェージュをまた再会。
少しやってないと音感が鈍って、バッハのジーグとかなかなか上手く歌えないです。
この本も続けてやってます。あいうえお順に全部で600曲が収録されています。
前は”あ”の曲がなかなか終わらんと思ってたら、今度は”お”が長い長い。
ここだけでも80曲くらいあります。なかなか終わらないですね(笑)
普通に歌うのは慣れて来たので、一回普通に歌ってからコードがらベース音を読んで、ベースも一緒に歌ってます。
例えば、大きな栗の木の下で だったら。
(ド↓)ドードレ ミミソー (ド↓)ミミ(ソ↓)レレドー
(ド↓)ミーミファ ソードー(ファ↓)ラードー(ド↓)ソー
みたいな感じで。
これは以前リカルドガジェンさんがマスタークラスで実演していたのをスゴく簡略化したものです。
最初はベース音を歌うとメロディーに戻れないで途切れてしまってたのですが、続けているうちにだんだんメロディーとベースを別々に意識出来るようになってきました。
ガジェンさんはこれでフーガを同時に全声部歌うという離れ業をしてました…まだまだその域には届きそうも無いですがやっていると単純に面白いですよ。
その他にもキーボードでメロディーとコードを同時に弾く練習もやってみたり、応用次第で色々と楽しめる曲集です。