
タレガのポルカというとロシータが有名で良く弾かれますが、これも良い曲です。
テクニックの使い方がロシータと違うという印象があります。タレガなりに書き分けたのかな。
当時の書き込みが、今見るとちょっと面白い。
この曲は想い出があって、20年弱前の学生ギターコンクールの二次予選の課題曲でした。
初めてのコンクール。当時の先生に一番だけは引くなと言われながらも引いてしまった一番クジ。
真っ青になりながら登った舞台。正直何を弾いたか全く記憶がありません…
絶対に落ちたと思ってましたが、なんとか予選を通過していました。
その時の喜びは今でも思い出せるくらいです、本当に嬉しかった。
今日は学生ギターコンクールがあるのでふと思い出されました。
またこの曲を舞台で、しかも演奏家として弾けるというのは感慨深いです。

梅雨明け直ぐなのに既に夏バテ寸前ですが、生徒さんとのレッスンでエネルギーを貰いながらなんとか頑張って生きています。有り難い事です。
今年で三回目を迎える茨木クラシックギターセミナーに今年も参加させて頂く事になりました。
今年のテーマはフランシスコ・タレガとその周辺です。
タレガと言うとアルハンブラの想い出やアラビア風奇想曲が有名で、この曲を弾きたくてギターを始めた方も多いかもしれません。他にもギターを始めて比較的早く取り組めるラグリマ、アデリータ等、短くとも俳句のように味わい深い数々の作品群、そしてバッハやショパン、シューマン等のクラシックの名曲を数多くギターに編曲しレパートリーとして定着させたり、門下にもプジョールやリョベート等の名ギタリストを輩出したりとその功績は枚挙にいとまがありません。個人的にはソルと並ぶクラシックギターの最重要人物だと思います。
講演とお話に濱田滋朗先生をお呼びして、ギター愛好家とプロギタリストが集まり、タレガを語り、演奏し、聞く。密度の濃い二日間になると思います。是非多くの皆様のご来場をお待ちしております。
詳しくは以下のリンクからご確認下さい。
六弦堂イベントページ