もう一度受ける事が出来ました。
自分のレッスンの合間を縫っての受講で、時間にして2時間半程でしたが、
とても濃密で有意義な時間を過ごせました。

でも今まで以上に有効な使い方を感じ取れました。
安定感が全く変わってきます。

”先生の役目は生徒の知らない世界を見せてあげる事、レッスンを繰り返していくことで、
生徒は自分なりに理解し自分の方法論を確立して行く、そこまでが先生の役目”
という言葉です。
生徒に知らない世界を見せるためには専門的な知識や技術も当然必要になってきます。
でもそれを持った上で、どれだけ生徒さんのことを見れて、その場で何が起きているのかを
感じ取れる事が出来るのか。
それは技術ではなくもっと単純に情熱や献身という言葉で表現される様なことかもしれません。自分はそれをどれだけ持って生徒に向き合えているのかな、と考えずにはいれませんでした。

この成果を是非多くの人たちと共有していきたいです。

毎日時間がある時にコツコツやってます。詰め将棋みたいな感じです。
判例を解いてその譜面をキーボードで弾いて行くうちに、連続8度や、連続5度の禁止といった音楽のルールが理屈だけでなく感覚的にも理解出来るようになってきたのが大きな収穫です。へ音記号に対する苦手意識も無くなったし、ピアノの譜面もある程度読めるようになりました。総じて楽譜がより好きになって来た気がします。バッハの作品も以前より理解出来るようになって来たし。
3声が終わったので、4声にチャレンジです。
難易度はさらに上がり、引く線の数も倍以上になります。
2年くらいかかりそうですけど、気長に楽しんでやっていきたいです。

ハイドンの没後200年を記念して作られたCDみたいです。
全部で22枚入り!かなりお得な値段で買えました。
今、一枚目から順番に流していますけど、面白いですね。
最初の頃はなんだかヴィヴァルディみたいです。
それはそれで面白いんですけど少しぎこちなくも聞こえます。
今、六枚目まで来ましたが、筆が熟れて来たのかそのぎこちなさも無くなってすっかりハイドン節。とってもいい感じです。こんなに良い曲を沢山書いてたんだなあ…凄い。
前に、ソルがハイドンの”十字架の上の七つの言葉”をギターで弾いた事があるみたいな記事を見たような気が…でもそれもとても納得出来ます。ハイドンの文法とソルの文法はとても近い気がする。
あるのならいつかその譜面とご対面出来たらなと思います。