おそらく中学から吹奏楽を始める子がほとんどだろうから、先生の熱意と指導力の差がそのままバンドとしての練度の差になるのだろうと思われる。先生も責任重大だわ。それが行き過ぎて閉鎖的になってしまったり独裁的になってしまうという指摘も分からないではないけどそれは吹奏楽に限った話じゃない。一つの事に打ち込ませるのも大切な事だし、それ以外の世界に目を向けさせるのも大切な事。でもそれには経験と多くの人の手助けがいると思う。
ギターのレッスン中に自分はあんまり器用じゃないってこぼしてる生徒さんはなんだかんだでバンドの中で自分の居場所をしっかり作ってるみたいで安心した。これからさらに成長して行くと思うと楽しみ。
ニ年前に中学入学と同時にギター教室を辞めてしまった生徒さんは今日が中学生で最後の大会。バンドでの演奏を聴くのは初めてだったけどしっかりと音楽に向き合っていたみたいで、驚く様な成長を見せてくれて胸が震えるほど感動しました。
成長する姿というのはこんなにも人の心を打つんだなあ…
色々言われているけど、吹奏楽に打ち込む青春も悪くないんじゃない?と思いましたよ。

あんまり良かったのでついCDを買ってしまった。全部のバンドの曲が入ってるのかと思ったら一枚に一校のみ、しかも1500円!!思い出をすぐさま商売に変換するそのフットワークの軽さは見習わないといけないですね。

茹だる様な熱さが続いていますが如何お過ごしでしょうか?
すっかり夏バテててましたが、最近のイベント報告。
教え子が出てるギタマンの全国大会を聞きに大阪に。結果は出なかったみたいだけどいい演奏してました。特にギターパートの音は去年よりずっと良くなってたと感じたので、部内で頑張ってるんだな〜と嬉しい気持ちになりました。
あと毎年やってる上田晴子さんのピアノスクールを聞きにパルナソスに。滋賀から毎年来られているギタリストの佐々木さんとも今年初めて色々とお話を出来て楽しかったです。いいホールで素晴らしい音楽をずっと聞き続ける事の出来る贅沢な時間なのですが、聴講者が少なくてそれが残念だね〜と。全くですね…
今年は姫路の知り合いのピアニストの方々が出る時間帯がレッスンと被って聞きに行けなかったのが残念ですが、Pia Julienでもおなじみの森玉さんのブラームスが素晴らしかったのでこれを聞けただけでもホントに勉強になりました。バイオリンソナタってピアノとバイオリンのバランスを保ちながら音楽性を発揮するのがとても難しいというが良くわかったのですが(特にこのホールだと)細部まで非常にコントロールと意識が張り巡らされた素晴らしい演奏でした。こういう演奏を聴けるとすごくやる気が出てきます。
ただ片道40分、往復80分、炎天下でチャリこいだので真っ黒焦げになってしまいました。