1

少し先の事になりますが、コンサートのお知らせです。
日本の夏、ギターの夏〜クラシックギターデュオコンサート
2012年7月7日(土)
13:30開場/14:00開演
前売り 1500円/当日 2000円/高校生以下1000円(全席自由)
・会場
イーグレ姫路地下アートホール
・チケット販売所
姫路キャスパホール
姫路市文化センター
・プログラム
藤井眞吾/ラプソディージャパン
S.アサド/組曲「夏の庭」より
細野晴臣/銀河鉄道の夜
他(プログラムは変更の可能性があります)
第一回美山ギター音楽祭からの友人、ギタリスト高須大地さんをお迎えしてクラシックギター二台によるデュオコンサートを開催します。今回は日本と夏をテーマにそれに関係する音楽を集めています。
耳に馴染みやすいプログラムになっているのでクラシックギターを知らない方も是非ご来場して頂きたいです。
▲
by onkichi-yu-chi
| 2012-05-23 00:04
| Concert information
|
Comments(0)
▲
by onkichi-yu-chi
| 2012-05-21 23:02
| おんきち
|
Comments(0)

今回でなんと115回目を迎えるVega Musikの定例会にゲストとして参加してきました。前回は暗譜120分の時だったのでもう一年ぶりの参加となります。
今回は他に10名を越える参加者がいてギターの独奏だけでなく、ピアノ、フルート、弾き語りなど様々なスタイルの音楽を演奏していました。リスナーとして全員の演奏を聞いていましたが本当に面白かったし楽しかったです。これだけ沢山の人が音楽をやっているのに同じ形の音楽って存在しないんですよね。何をいまさらと思われるかもしれませんがその事実に改めて驚かされ、感動してました。
"みんな違ってみんないい"んですよ。

楽しんだ後は自分の演奏の出番。プログラムは
ダウランド:ファンタジー、カエルのガリアルド
モーツァルト(ソル編):魔笛より6つのアリア
タレガ:アラビア風奇想曲
トローバ:トリーハ、ノクトゥルノ、マドローニャス
ポンセ:ソナタ3番
でした。
ダウランドは難しいけど面白いです。ポンセは何回弾いても新しい発見があって嬉しい。この曲の魅力をもっと引き出せるギタリストになりたいです。
最後まで笑顔の絶えない素敵な会にお誘い頂きありがとうございました。
▲
by onkichi-yu-chi
| 2012-05-18 22:08
| おんきち
|
Comments(3)

今日はいつもレッスンを行なってる姫路文化教室のレッスン室をお借りして、発表会の全員合奏の練習をしてきました。
演奏する曲は”ふるさと”。まずは全員で楽器を持たずに歌の練習、みんな大きないい声で歌ってくれました。その後、合奏の経験者があまりいないので指揮に合わせて手を叩く練習。写真はその練習の最中に小学生の子にお願いして指揮を代わりにやってもらってる最中に撮ったものです。それから楽器を持って合奏の練習。40分くらいでしたけど充実した練習が出来ました。最初の合わせにしては上出来です。
5/20(日)に前にコンサートを行なったイーグレ姫路の地下アートホールで初の教室発表会を行ないます。開演は13:00予定。入場無料ですので興味のある方は是非ご来場下さいませ。
▲
by onkichi-yu-chi
| 2012-05-11 22:58
| 雑記
|
Comments(0)
先日伺ったギタリスト北口功氏のリサイタルの動画が上がっていたのでちょっと取り上げてみます。
この日は二台のギターを全後半で弾き分けていました。
これは前半に使われていた2000年製作の松村雅亘。松村の楽器は特に調弦をしてる時にワクワクします。ハーモニクスで音を合わせている時にその音の揺らぎがオーロラの揺らめきみたいに見える(聞こえる)音に厚みと揺らぎの様な物を感じさせるギターです。長い間北口氏のメインギターとして使っているということで演奏者と楽器の間の信頼関係みたいなものが感じられました。前半はバッハ、ソル、シューベルトというバロック〜古典、初期ロマンの楽曲で構成されていました。プログラムノートにも書いてありましたが問いと答えというこの時代の音楽の音楽展開の魅力を十分に引きだされていました。
このグランドソナタは20分を越える大曲なのですが全く飽きる事なくあっという間の演奏でした。そして前半の最後に弾いた影法師は素晴らしかった。ちょっと泣きそうになりました。
後半に使われていたドミンゴエステソ。1923年のマドリッドで制作された歴史的な銘器です。音は枯れていますが優雅さと気品があり、なにより音のキャラクターが明るいのが特徴的だなと思いました。後半はファリャ、ホセ、そしてアルベニスというオールスペインのプログラム。ホセのソナタは以前にもこの楽器での演奏を聞かせて頂きましたがこの日はさらに気合いが入って研ぎすまされていた様子。ホセの身を焦がす狂気の様な情熱が見事に表現されていたと思います。この曲はずっと観賞用というイメージがあり自分で弾こうとは思わなかったのですがこの日の演奏を聴いてちょっと挑戦してみたくなりましたね。
動画はアンコールに弾かれていたバリオスの祈りですが、もう一曲アンコールで弾いたバッハのチェロ組曲6番のガボットも素晴らしかったです。
二台の楽器を現地で聞き分けてそのキャラクターの違いはどういうところにあるのかなと考えていましたが、前半の松村は演奏者の力で物語を作り出す楽器、そして後半のエステソは楽器の中に込められた物語を引き出していく楽器なのかな…などと漠然と思いました。どちらも素晴らしい楽器ですが、その方向性は大きく異なっている様に感じました。時代的には古いはずの前半の楽曲の方が新しい音楽の様に聞こえて来たのが面白かったです。出来るなら同じプログラムを楽器を逆にして聞いてみたいですね。演奏者は大変でしょうが…
この日は二台のギターを全後半で弾き分けていました。
これは前半に使われていた2000年製作の松村雅亘。松村の楽器は特に調弦をしてる時にワクワクします。ハーモニクスで音を合わせている時にその音の揺らぎがオーロラの揺らめきみたいに見える(聞こえる)音に厚みと揺らぎの様な物を感じさせるギターです。長い間北口氏のメインギターとして使っているということで演奏者と楽器の間の信頼関係みたいなものが感じられました。前半はバッハ、ソル、シューベルトというバロック〜古典、初期ロマンの楽曲で構成されていました。プログラムノートにも書いてありましたが問いと答えというこの時代の音楽の音楽展開の魅力を十分に引きだされていました。
このグランドソナタは20分を越える大曲なのですが全く飽きる事なくあっという間の演奏でした。そして前半の最後に弾いた影法師は素晴らしかった。ちょっと泣きそうになりました。
後半に使われていたドミンゴエステソ。1923年のマドリッドで制作された歴史的な銘器です。音は枯れていますが優雅さと気品があり、なにより音のキャラクターが明るいのが特徴的だなと思いました。後半はファリャ、ホセ、そしてアルベニスというオールスペインのプログラム。ホセのソナタは以前にもこの楽器での演奏を聞かせて頂きましたがこの日はさらに気合いが入って研ぎすまされていた様子。ホセの身を焦がす狂気の様な情熱が見事に表現されていたと思います。この曲はずっと観賞用というイメージがあり自分で弾こうとは思わなかったのですがこの日の演奏を聴いてちょっと挑戦してみたくなりましたね。
動画はアンコールに弾かれていたバリオスの祈りですが、もう一曲アンコールで弾いたバッハのチェロ組曲6番のガボットも素晴らしかったです。
二台の楽器を現地で聞き分けてそのキャラクターの違いはどういうところにあるのかなと考えていましたが、前半の松村は演奏者の力で物語を作り出す楽器、そして後半のエステソは楽器の中に込められた物語を引き出していく楽器なのかな…などと漠然と思いました。どちらも素晴らしい楽器ですが、その方向性は大きく異なっている様に感じました。時代的には古いはずの前半の楽曲の方が新しい音楽の様に聞こえて来たのが面白かったです。出来るなら同じプログラムを楽器を逆にして聞いてみたいですね。演奏者は大変でしょうが…
▲
by onkichi-yu-chi
| 2012-05-05 02:05
| おんきち
|
Comments(0)
1