
パルナソスホールで行われたヘンデルのメサイアの全曲演奏会を聞きに行ってきました。
”マタイ受難曲”や”ロ短調ミサ”とかはCDでよく聞いたりしてましたが、
こういう宗教音楽の大作を直接聞きに行った事は無かったんです。
当日まで行くかどうか迷ってたんですが、本当に聞きに行ってよかった!
現代の編成に比べてコンパクトな人数のオーケストラは隅々までコントロールが行き届いていました。
今回は公募でソリストが複数集められていて、曲ごとに色々な方の歌を聴き比べる事が出来たのは面白い試みでした。そして合唱の圧倒的な表現力!
伴奏ピアニストをつとめた丸山聡美さんの話によると、練習が始まったのは昨年の六月。
それ以来週に一回のペースで練習を重ねて、本番前は数日間ホールに缶詰状態になりながら
練習を積み重ねてきたとのこと。
あれだけの数の人の心を一つにするのは並大抵のことではなかったと思います。
三時間という長丁場の舞台ですが、ほとんど時間を感じる事もなく終わりました。
本当にいいものを聞けました。メサイヤめっさいいやんw