ハーパー様、加賀様
つい先日までの真夏のような暑さでありましたが、ここ一週間でそのことがまるで嘘のように気候が変わり、今は爽やかな秋風が吹く毎日となっておりますが、如何お過ごしでしょうか。身体が資本のプロ野球選手であられるお二人には急激な気候の変動に風邪などひかれませぬよう、しっかりと体調管理に励んで頂きたく存じます。
さて、今日改まってお二人にお手紙を書きましたのは他でもありません、ベイスへ来て頂いた事への感謝の念と、それ以上に申し訳ないというお気持ちをお伝えしたかったからでございます。
ハーパー様にあられましては6月からの新加入という悪条件にも関わらず
これまでの成績は64試合で
打率:315
打点:56
本塁打:19
という誠に立派なもの。特に出塁率の悪いベイス打線の中でのこの打点は特質に値します。
仮に打率がこのままで144試合フル出場を果たしたとすると単純に計算して
打点:56×2.25=126
本塁打:19×2.25=43
となり、リーグの二冠王を文句なく争っていたでしょう。
世が世ならバースの再来と言われてもおかしくなかったかもしれません。
加賀様はルーキーにも関わらず、開幕から中継ぎとして1軍に帯同し続け、実力で先発を勝ち取り、先発ローテーションを守り続け、勝敗こそ3勝9敗となっておりますが、規定回数に到達した時の防御率は脅威の3.39という素晴らしい成績。
ご存知かどうかは分かりませんが、今セリーグでこの防御率を上回っている投手はマエケン、チェン、久保という三人の選手のみ、この三人は最多勝も争っているリーグ屈指の好投手です。
つまり加賀様が他球団に入団していれば現在は最多勝争いをしていても全く不思議はありません。
同期入団のジャイアンツの長野さまなど問題にならないダントツの新人王候補であったことでしょう。
お二人の不運はただただベイスターズという、今までどこのチームもなし得なかった、
暗黒と言われたロッテや阪神にもなし得なかった、
3年連続90敗
という未曾有の記録を達成してしまった暗黒チームに所属してしまったことのみでございます。
”実質勝利”という言葉をご存知でしょうか?
ご存知の通りベイスが勝つ日というのは本当に稀で、
ほとんどの日は負ける。
それもとんでもない負け方をする。
そのような日々の中でベイスファンがなんとか精神の均衡を保つために編み出した言葉です。
今日はハーパー様がホームランを打った、だから実質勝利
今日は加賀様が投げている時は勝っていた、だから実質勝利
今日は相手の守護神を引っ張りだした、だから実質勝利
シーズンは大きく負け越しているけど土壇場で優勝争いチームの足を引っ張った。
だから実質優勝…
愚かな事を…と思われるかもしれませんが、こうでもしなければ心が耐えられないのです。
「愛少女ポリアンナ物語」も真っ青のポリアンナ症候群の中でベイスファンは虚しい妄想に捕われながらも日々をなんとかしのいでいるのです…
ただ全ての希望が虚しい訳ではありません。
野手では内川や村田に加えて下園や石川といった若手が実戦の中で結果を出せるようになってきていること、そして投手では若き守護神山口、それに田中や眞下といった若手の台頭によりチーム全体が大きく若返り少しづつ力を蓄えてきております。
入団1年目のお二人には結果的にはキューサイの青汁もビックリの、とんでもない苦渋を舐めさせる結果となってしまいましたが、どうか腐る事なくこれからもベイスのために尽力して頂きたい。お二人の力なしにこのチームが飛躍する事はあり得ないのですから…
お二人の更なるご活躍を祈念しております。
関西の肩身の狭いベイスファンより。
敬具
追記:
今年は内川、村田という二人の主軸がFAの時期を迎えてしまいました…
願わくば二人とも残留して欲しいところですが…最低でも内川だけは引き止めてほしいところです。
東高創立コンサート以来お世話になっているピアニストの吉田裕文さんの出演するコンサートが赤穂で行われるので宣伝です。
「小川真澄ソプラノリサイタル」
11/21(日)14:00開演
赤穂市文化会館ハーモニーホール 大ホール
入場料 1500円
高田三郎作曲 「パリ旅情」ほか
今回は歌の伴奏のようです。
まるで体育会系の選手のようながっしりした体躯の方なのですが、非常に繊細かつスケールの大きな音楽を奏でることの出来る素晴らしいピアニストです。興味のある方は是非足を運んでみてください。
各地の観光名所にはそれぞれの町のゆるキャラが必ず一体は存在するし、
最近の戦国武将ブームに乗っかって出現した ゆるキャラ も大人気。
ゆるキャラ だけを集めて開催される『ゆるキャラまつり』なんてものも存在するくらい。
多分に漏れず兵庫にも国体の際に出現し人気を博した”はばタン”がいます。
そして我が姫路にも”しろまるひめ”というキャラが既に存在するのですが、ピンポイントな地域に新たなキャラが密かに誕生していたようです。群雄割拠の ゆるキャラ 戦争に新たに名乗りを上げたそのキャラとは…




姫路にまた新しいゆるキャラが誕生した、というお話でした。
"どうけい"ではなく"しょうけい"と読むらしいです。しょうけ、しょうけ。
なんとなくカッコいい、雰囲気のある言葉ですが、意味は憧れるとかそのまんまの意。
動画の方の”けい”りっしんべんが抜けてた…もういいや、このままでも。
懐かしゲーム”クロノトリガー”の有名曲をギター用にアレンジしてみました。
どことなく懐かしい感じ、まあちょっとジブリっぽい感じの曲です。
昔はギター握ってる時間よりコントローラー握ってる時間の方が圧倒的に長かったですね。
指に出来たタコもギターによるものではなく、ストⅡでザンギエフのスクリューを練習しすぎたため。
その当時コントローラーで”立ちスクリュー”出来る人なかなかいなかったんでちょっと尊敬されましたw
中学生くらいにギターを始めて…でも今思えば全く不真面目な生徒でした。
ゲームやってる時間とギター弾いてる時間が逆転していれば…
今とは全く違う人生を歩いていたかもしれないですね。
逆にギター続けてなかったかもしれない。どうなんだろ?
まあそんな事言ってても仕方がないので、今の人生を思いっきり楽しむことにしましょう。
最近は動画とコンサートの紹介ばっかりしてマスね。

大阪を中心に活動する本格派ギタリスト、金谷幸三氏のライブが二カ所で開催されます。
金谷幸三 クラシカルギター・ライブ
「室内・楽 Vol.2」
10月3日(日) 14:30開演
神戸:ロッコーマン・ホール
料金:2500円
10月9日(土) 19:00開演
南大阪:プリモ・ピアット(Live-bar)
料金:3000円
総合問い合わせ先
kozokanataniあっとまーくac.auone-net.jp(平仮名部分を@に変更してください。)
blog:エスカルゴなギター
今回は従来の6弦ギターに加えて、長年温めてきた11弦のルネサンスアルトギター(北欧の名手セルシェルが使っている事で有名な多弦ギター)を実戦に投入。11弦でよく弾かれるルネサンスやバロックのレパートリーに加えて、サティーやドビュッシー等のフランス音楽を自編で演奏する興味深いコンサートです。
前回のコンサートは見に行く事が出来なかったので、今回は是非見に行こうと考えています。会場は席数も限られているので興味のある方は早めのご予約をお勧めします。


第13回姫路ミュージック・ストリート
「ギター二重奏の楽しみ」
日時:平成22年11月7日(日) 13:30〜14:50
場所:県立歴史博物館 ホール
プログラム:
ロシアの想いで/ソル
ミクロピエサス/ブローウェル
不良少年/武満徹
ビートルズソングス/レノン & マッカートニー
他
もっと身近に、そして気楽に音楽を楽しもうをコンセプトに今年で第13回を迎えた姫路ミュージックストリート。今年は11月7日(日)に姫路城付近にある様々な会場でコンサートが催されますが、有り難い事に今年も参加させて頂く事になりました。
今回は先日も一緒に仕事をさせてもらった藤村良くんと一緒に”ギター二重奏の楽しみ”と題して県立博物館のホールで演奏します。
どのコンサートも入場無料ということで、毎年どこも立ち見が出るほどの盛況ぶりです。当日は様々なコンサートが時間をずらして開催されているので熱心な方はコンサートのハシゴをしているようです。興味のある方は前もってチェックしておく事をお勧めします。
少し早いのですがコンサートの宣伝でした。
折角なので今回は座る時の自分の癖について考えてみる事にした。
座っている時の自分の特徴として、上半身がやや前傾する傾向にある。
これは何故なのかレッスンの間ぼんやりと考えてみた。理由として考えられるのは…
・座高が高い
自慢じゃないけど、人よりかなり座高が高い。自分と同じ身長で自分より座高の高い人を見た事がない。(つまり足が短いということなんだけど…)そのため同じ椅子に座っている人と目線を合わせようとすると自然に下向きになりそれに伴って身体が前傾するのではないか。
・座っている時の腕の場所
座っている時に自分の手を何処においているだろう?普通は膝の上に手をおいている場合が多いけど、自分の場合は膝と膝の間にだらんと手を降ろしている時が多い。腕は結構長くて重いのでその重さでやや上半身が前傾しているのかも。
・目線
これは自分だけに当てはまる物ではないけど、みんな小さい頃からアゴを引くように指導を受けているせいか自然と下を向くような傾向があると思う。今日体験で来られた方は典型的にそういう姿勢をとる方だったのだが、頸椎と頭蓋骨の接点(AO間接)を意識して首を回す体験をやっている時はかなり顔が上の方を向いていた。思い返してみるとこの運動をしている方はみんなそういう風な姿勢をとっていた様な気がする。
レッスンの間に思いついたのはこの3点くらい。ギターの演奏姿勢にも問題があるのかも。
上半身の前傾傾向が気になると先生に言ったところ、これからは鏡を使いながら練習してみるといいかもしれないとのこと。ただ鏡に頼りすぎても駄目だとのことで、この辺りは慎重にやる必要がありそう。
・その他メモ
レッスン中、先生の補助付きで行動を起こす前に、先生が「頭が繊細に動き、身体全体がついてくる」という言葉を言って(アレキサンダーテクニークの講師の方はみなそれぞれの言葉で似たようなニュアンスの事を言うようだ。)その言葉を聞いてから行動を起こすのだけど、この言葉を聞く時間がそのまま”抑制”に繋がっているらしい。言われてみれば確かにその通りだった。
椅子に長時間座っていて座骨が痛くなるのは、首の筋肉が縮むことによって背骨のS字が直線に近くなり、頭の重さがダイレクトに座骨に乗ってしまうからとのこと。ついつい腰回りや背中が疲れているのかなと考えていたけど、疲れていたのは首の方かもしれない。
連日の動画投稿です。
組曲「夏の庭」から”Dream”です。
夏の寝苦しい夜の夢という感じですね。
6弦がE♭という不協和の変則調弦なのですが、それがなんともいい味を出してます。
最近アコギで多用されている爽やかなオープンチューンとは明らかに毛色の違う調弦です。
クラシックギターでは他には武満の「エキノクス」、ダンジェロの「リディア調の歌」くらいかな。あれはさらに2弦をB♭に変えてるのか。不安を誘う、でもなんとも玄妙な響きです。
写真は真夜中の公衆電話。最近は公衆電話も珍しくなりましたね。
動画にはその名も「ドリーム」という映像効果、トランジションに波紋を使ってみました。
これで夏の庭のソロは全部になります。
あといくつか弾いてみたい二重奏曲がありますが、それはまたの機会に。
夏の終わりに。
日中はまだまだ暑いですが、朝晩はだいぶ過ごし易くなってきましたね。
いつまでも終わらないように見えた夏にもそろそろ翳りが見えてきました。
涼しくなって嬉しいんですが反面少し寂しい気もします、どこまでも勝手なもんです。
前回の録音に続いて「夏の庭」から"Farewell"です。
老人の死というものをテーマに扱った映画なのですが、作曲したアサドがブラジルの人だからか日本的な(演歌的なというか)泣きの曲ではなく、悲しみを噛み締めながらも感傷的にならないように切々と歌う曲だなと思います。
写真は家の前で撮った夕焼けの雑景。
演奏動画はimovieのエフェクトで「古い世界」というのをかけてみました。
耳をこらすと外から流れてくる虫の声が聞こえると思います。
秋はもうすぐそこまできていますね。
せっかくだから夏の庭のもう一曲のソロも近々アップします。
今回はそれぞれのソロのプログラムもありましたが、メインは三重奏のプログラムでした。
中々合わせる時間が取れず直前になって一気に仕上げる形になってしまいました。全員の日程を合わせるのは大変ですね。
久々にギターでの本格的なアンサンブルをやりましたが、本当に勉強になりました。亀井さんとは初めて顔合わせ、藤村君ともほとんど初めての音合わせだったので最初はほとんど手探りでアンサンブルの感覚を探って行きましたが、徐々にお互いの音が聞こえ始め、意図が伝わりだし、遠慮なく意見が言えるようになっていく課程はとても刺激的です。勿論まだまだ詰めなければいけない場所はあったと思いますが、中々面白いアンサンブルでした。
LIBRAはアンサンブルチーム名ではなく、またメンバーも固定されていません。次回があるとしてもそれが何時になるか、またどの様な編成になるのかは全くの未定ですが、次があった時に刺激的なコンサートが出来るように企画と腕をしっかりと磨いておかないといけないですね。(特に企画と運営に関しては発案者の亀井さんに投げっぱなしだったので…)
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
またの機会にお会いする日を楽しみにしています。