
当日の天気は生憎の雨模様でしたが、そんな中でも多数のお客さんにご来場頂いて本当にありがとうございました。大学時代の懐かしい友人も訪れてきてくれて嬉しかったです。
プログラム
ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲
モリコーネ:ニューシネマパラダイス
横尾幸弘:さくら変奏曲(ギターソロ)
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
休憩
ディアンス:サウダージNo.3(ギターソロ)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハNo.5アリア
ビゼー:ハバネラ
ピアソラ:タンゴの歴史より
ボルデル1900 カフェ1930 ナイトクラブ1960
アンコール
パガニーニ:カンタービレ
モンティ:チャルダッシュ
バルトークはピアノ譜から編曲し直しました。ギターであまり弾く機会の少ない大作曲家を改めて勉強するいい機会になりました。ギターとバイオリンの譜面も売ってましたが、なにせ高い・・・6分位の小品に3000円はちょっと。
楽譜の値段ってどうやって決めているのか謎ですね。
プログラムを作るのって思ったより手間がかかります。普段は気にもしない作曲家のスペルがどんなんだったか、楽曲の綴りがどうだったのか、生年月日、没日がいつだったかといった細かい事から、曲の解説に何を書いたらいいか、文章のレイアウトをどんな風にするか。
普段は何気なく読み飛ばすプログラムも作成するとなると結構手間がかかることが分かります。自分で作成する様になってからコンサートのプログラムやチラシも無下に捨てられなくなりました。
しかし、最近はwikipediaとかネットの情報が充実しているので大分便利になったなと思います。ネット社会で良かった〜。
追記 ご飯食べたら治りました。お腹がすいてただけみたいです。

日本の童謡曲には秋の夕暮れを歌った曲が多いんだけど、そういえばなんで春の夕暮れを歌った曲はあまり聞かないのかな、とふと考えてしまった。秋の夕暮れなら照る山紅葉だけど、春の夕暮れなら、、、桜かな、でも照るっていう感じは春にはないのか。
秋は段々と寒くなっていくけれど夏の太陽の名残があり、夕暮れ時は信じられない程周りを赤く染めていくんだが、春の夕暮れは冬の名残が残っていて周りを染める程の力はまだまだないのかな。秋が油絵なら春は水彩画なんだろう。でもこの時期の夕暮れはとても好きです。太陽にまだ力が宿っていなくても、大気になにか新しい事が始まる様なピリピリとした予感が漂っているからです。
年の離れた妹が今年大学受験を迎え、無事に合格を勝ち取る事ができたようです。本当に良く頑張りました。大学の時間なんて本当にあっという間に終ってしまうので、月並みですがよく遊び、よく学んで充実した時間を過ごしてもらいたいです。私がいえた義理ではないんですけどね(笑)
演奏も素晴らしかったけど、その後のインタビューがとてもよかった。インタビューの内容は長く健康でいる秘訣から、音楽や人生論について、そして好奇心を持ち続けることの大切さについて。しかし、もう80才になっていたとは・・・まだ60才くらいだろうなと思ってたから。
これからも長く指揮者として活躍して欲しいです。年をとったらこういう素敵な老人になりたいなと思いました。