人気ブログランキング |

カテゴリ:おんきち( 146 )

long long time ago....

d0077106_2126416.jpg

最近、週に一度ほど母校の姫路東高校のギタマン部の指導に行ってます。高校を卒業して早11年、今の現役の人達とは干支が一周して同じだったり平成生まれだったり、、時代を感じます。

東高のギタマン部は最近になって復活したのだけど、高校に入ってから楽器を触ったという人が大半、楽器も十分に揃っていない、という状態であんまり活発な活動をしていない。大きな大会でバリバリと賞を狙うという感じではなくて、放課後をまったりと過ごしている集団です。(それはそれで贅沢な時間の使い方かもしれない)

以前は月に一度くらい顔を出したり出さなかったりという程度だったけど、最近は面白くなってきてよく顔を出す様になってきた。

個人個人の力量をみるとまだまだ不足しているんだけど若いせいか、もの凄い爆発的な成長を見せてくれる。本番二ヶ月前くらいにみた時は「なんじゃこりゃ?大丈夫かな。」と首を傾げる様な演奏だったのが本番一週間前くらいにはなんとか聞ける様な形にまでもってくる。今までは指導者もなく練習もしたりしなかったりと継続的に活動していなかったんだけど。しっかりと面倒を見たらいったいどれくらい成長していくのか、、、見守るのが本当に楽しみです。

by onkichi-yu-chi | 2006-09-11 22:03 | おんきち | Comments(0)
d0077106_1645348.jpg

この前の9/3の事ですが、芦屋の山村サロンにて行われた大井浩明クラヴィコードリサイタルに行ってきました。

大井さんの事は師匠の金谷幸三から紹介され、師匠の代りに行ってきた二年前の京都でのコンサートはちょっとしたカルチャーショックを与えてくれました。二台のチェンバロを行ったり来たりしながらバロックと現代の作品を縦横無尽に料理し、満場のお客さんの拍手にアンコールでネスカフェゴールドブレンドであっさりと答えあっけにとられたのを良く覚えています。

今回の会場の山村サロンは芦屋駅を降りてまさに徒歩三分、駅から陸橋でダイレクトに会場入り。まるで能の舞台のようなホールは大きさは小さめ、だけど音響はデッドでもなく響き過ぎでもなく。こんな会場が姫路駅近くにあればいいのに。

d0077106_1775223.jpgクラヴィコードは聞くのも見るのも初めてだけど、まずはその音量の小ささにビックリ「ちっちゃ!」、壁むこうのリハーサル室から聞こえてきた音かと思った、でも耳が馴れてくるとその小さな音量からは想像もつかない残響の深さ、表現力の多様さに驚かされる。これは今まで聞いてきた鍵盤楽器のイメージよりもずっとギターよりの響き、それも19世紀ギターとかテオルボの様な。それぞれの音が独立した響き、方向性を持ちながら、全体としては不思議に調和を形成するという特性は19世紀ギターにも共通するなんともいえない魅力です。普通のピアノなら多少のミスタッチでも鳴っているだろう音が「バスン」とまさにフレットを押さえ損ねた様な音をたてるとこもまさにギターです。親近感湧きます。

バッハがリュートのために書いたリュート組曲はリュートのためには余りにも難しくて(コユンババ調弦でハ短調、ホ長調弾こうってのがムリがある。)本当にリュートのために書かれたんか?というのはよく言われているけど、ひょっとしてこの楽器で作曲されたんじゃないかなと思った。いつかこれでリュート組曲全曲演奏会を開いて欲しいです、大丈夫です、それなりにお客さんは入ると思います、多分。

バッハ後期の24調を巡る旅。前半はちょっと心構えが足りなかったせいか心地よくうとうとしてしまうこともあったけれど、段々と耳が形式になじんできたのか、後半になるにつれてグイグイと引きつけられる。違う調に移る度にさて次はどんなことやってくれるのかと。

パンフレットにはお笑いと音楽の類似点について書かれているけれど、バッハのフーガってのは正にコントではないか。最初に主題が提示されそれを元にどんどん話を膨らます。大喜利に見せかけ、実は何度もリハーサルを繰り返している笑点みたいなやつもあれば、思いつきで適当に話し始めたものの収集がつかなくなり「チャンチャン」で無理矢理シメてみたり。

印象に残ったのは後半の変イ短調、聞いていて何処に行くのやら、なんだか気持悪くなった。あと変ロ長調は聞いていてBWV998「プレリュード・フーガ・アレグロ」を想起させられた、なんだか曲の展開や材料が似通ってる気がする。しかしピアノは初心者の段階で「インベンションとシンフォニア」とか「平均律」とかで多様な調やフーガの形式に親しめるのは羨ましい、ギターでやろうとしたらどうしても身構えてしまうし。でもあまりこの曲集を楽しそうにやってる人はお目にかけないなあ、これを子供に楽しませて弾かせるのは相当大変だとは思うけど。

演奏会後、大井さんが会場に現れ少し話をする機会を持ててその中で「最近若手のギタリストのバッハを聞いたけどあれはモダンの演奏だったね〜」との話をしたんだけど、それはモダン楽器での演奏だったからか、それともその表現がモダンだったのかなと(おそらく後者のほうでしょうが)と少し疑問に思いました。古楽だろうとモダンだろうと広島焼きだろうと食ってみておいしけりゃいいじゃんとつい思ってしまう、「古楽にも興味あります」と言ってしまいがちな者の一人としては、古楽とモダンとの決定的な違いが分からず、頭を捻り首をかしげ乍ら家路に着きました。ひょっとしてそういうところが首根っこを押さえつけられてこっち側にも窓があるということに気付かされた大井さんの留学の遺産なのだろうかな〜などと。

二回しか聞いた事はないけど、いつも考えさせてくれる大井さんの次のコンサートがとても楽しみです(チャンチャン)
by onkichi-yu-chi | 2006-09-07 18:11 | おんきち | Comments(5)

祭りが終わって、、

 京都の美山にて行われた「第2回美山ギター音楽祭」に参加してきました。音楽とそれを共有できる仲間達との濃密な五日間を過ごして、今はなんだかふわふわとした気持です。あー終ったんだな、、、
 いろいろと書きたい事はあるんだけど、今はその余韻にゆったりと浸っていたい気持です。
by onkichi-yu-chi | 2006-08-26 17:35 | おんきち | Comments(1)

緊張する暇も無し。

d0077106_23211323.jpg

17:00からのコンサートということで、14:00過ぎにはサクッと帰ってくる予定だったのに、なんだかんだと仕事が長引き、家に戻ったら15:30。しかも準備も不十分、やばい!

とりあえず人前で演奏するので無精髭をそり、ついでにギター弦の髭も落とす。まだくたびれてない比較的マシなシャツを着る。マイクにアンプ、マイクスタンド、楽譜、エルゴ、爪用具、予備の弦、忘れているものはないかー?二十キロを越える荷物をカートに乗せていざリバーシティーに出発。

当初は歩いて行こうかなんて呑気なことを考えていたけれどそんな時間の余裕はなく、しかも気温は軽く30℃越えてそう。こんなんで歩いて行ったら弾く前にくたくたになってしまう。仕方なくタクシーを呼ぶ、車が欲しいなあ。


d0077106_2342538.jpg社員用の通用口からリバーシティーに入る。この時点で16:15。もう時間がない、急いでセッティング開始。カルチャーセンターから譜面台を借りてきたあと、アンプ、マイクを会場に並べて行く、随分久しぶりに使うマイクなんで多少不安になる、ちゃんと動いてくれるんだろうか?

リバーのお姉さんも助けてくれてます、ありがたい。でも「演奏時間は30分ジャストでお願いします。長過ぎても、短すぎても駄目です。」えー、姉さんそれは聞いてないよ。コンクールで時間長過ぎて、失格ってよくある話だけど、、、映画音楽みたいにぴったり納まるだろうか?事前に時間を計っていて25分くらいというのが判っていたので、まあなんとかなるだろ。

アンプの音を調整しているうちにもう残り10分、爪を調整するくらいの時間しかない、こんだけ事前にギターを触れずに本番迎えるのは初めてです。なにがなんだか判らないうちに本番になる。

プログラムは

七つの子 
浜辺の歌
椰子の実

涙そうそう
青春の輝き
慕情
鉄道員

鐘の音
アントニオの歌
オルフェのサンバ

あんまり慌ただしかったせいか、本番もほとんど緊張することはなかった。出だしの童謡三曲ではちょっと不安な立ち上がりだったけど、時間が経つに連れて調子も上がってくるかんじ。時間を気にせずに気持よく弾いているとそのつけがまわってラスト三曲を残して時間は7分。さっきの30分発言が頭をよぎり、曲間を出来るだけ詰めて演奏することに。

時間の事を気にし始めると、集中力がやや乱れてしまって最後のオルフェのアドリブ部分はふらふらに、、でもなんとか最後まで弾ききる。終ったー。

前の客席には30人程の人が座っていて、曲の間には暖かい拍手を送ってくれた。最後までずっと聞いていてくれたお客さんもいて本当にありがたい。「兄ちゃんギターうまいな、また聞かせてや、頑張ってなー。」ありがとうおっちゃん。その言葉で明日も頑張れるよ。それとMCのお姉さん「鉄道員」を「ポッポや」と紹介してくれましたが残念ながらそっちじゃないです。

バタバタしたけれど面白かったので機会があればまた参加してみたいです。
by onkichi-yu-chi | 2006-08-05 00:42 | おんきち | Comments(1)

レッスンに行く前に思ったことをつらつらと・・・

華やかな「魔笛」の変奏曲に比べて、やや感傷的、牧歌的な印象の有る曲。Introからして、さあこれから楽しい物語が始まりますよーという感じてはなく、じいさんが昔を懐かしみながら、「そうさ、昔はこんなことがあったんだが、さてなにから話そうかのう?」と孫に語りかけているようなイメージ。また、その後に続くThemeがとっても美しい。延々となり続けるDのペダルの上でメロディーが朗々と歌い、その後に続く後半の和声の変化も鮮やかで、このテーマは大好きですね。

6弦をDに変えるのは、ギターにとっては常套手段でわざわざ変調弦というのもなんですが、5弦のA、4弦のDと共鳴する弦が多く、6弦Dのベース音の上でメロディーを歌うと、実際の音程以上の幅、深さを感じるのでとっても気持がいい反面、演奏が重くなる、しつこくなる、共鳴する弦が多く消音が面倒等・・・まあ、とりあえずあまりねちっこくならないように注意は必要かなと思います。あとMarlboroじゃなくてMalborough。

さて実際のレッスンで金谷師匠に言われたことを簡単にまとめると、

Intro Andante largo

次のThemeがAllegrettoなので、対比をだすためにももう少し遅く。出だしは自由に(それこそ独白みたいにしてもいいか)、終盤のAのペダル上で上昇して行く音型は素直に(自然に)アゴーギクを変化させる(どうしても突っ込み気味になりがちで、ちょっと怖い所です、バランスって難しい)

Theme   Allegretto

きれいに弾けてるらしい、ただ鳴りっぱなしの低音は新しいフレーズに入る前にしっかり消すこと。終盤D7への進行は慎重に。

Var.1

(スピードを早くということではなく)推進力を持つこと。後半部冒頭のアルペジオ部分、アルペジオに気を取られず、A→Dのメロディーを6/8のリズムに乗せて軽快に表現すること。

Var.2 Andantino mineur

やはり消音を注意される。最高音Dの前に下に溜まった澱んだ音を取り除くこと。最後の4小節、分厚い和音のテンションとその後の高音とのコントラストを有効利用。

Var.3 Tempo primo majeur

一番派手な変奏。出だしのテンポに戻ると考えると思っていたよりはかなり早くなる。オクターブの運指についての考察、歯切れ良く弾くのはなかなか難しい。

レッスンのテープを聴きながら書いてますが、師匠の音が毛筆ならこっちの音は太さの変らないマジックのように聞こえる・・・タッチのスピードの問題もあるんだろうけど、それだけでもないだろうと思う。なかなか壁は厚い、挑みがいあります。
by onkichi-yu-chi | 2006-07-31 00:30 | おんきち | Comments(0)
d0077106_0575011.jpg

先日のレッスンの課題曲はソルの「マルボローの主題による変奏曲」、数多くの変奏曲を残しているソルの作品の中でも「魔笛の主題による変奏曲」についで演奏会数の多いと思われる作品です。

「それで、結局マルボロは戦争に行ったんですかねえ?」「さあ、どうなんでしょう。」そのあたりに詳しそうな佐野先生もはっきりとはわからない様子。この曲の元になっている歌のタイトルには「マルボローは戦争に行く」と「マルボローは戦争に行った」の二つの説が有って、どっちも見かけた気がする。

そんでとりあえずググってみる。どっちもヒットするなあ、おっとマルボローは戦争に行くで、過去形ではないとのコメントあり、ソル倶楽部でも「マルボローは戦争に行く」となってます・・

あーっと、どうでもいい調べものしてたらあっという間に時間がたってしまった、とりあえずレッスンの内容についてはまた後日。
by onkichi-yu-chi | 2006-07-29 02:09 | おんきち | Comments(0)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


by onkichi-yu-chi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31