第2回茨木クラシックギターセミナー
2016年 07月 14日

7/16〜17に大阪の茨木市で行なわれる第2回クラシックギターセミナーに参加する事になりました。昨年はソルでしたが、今年はバリオスを中心とした南米音楽のセミナーになります。
私は16,17に行なわれるワークショップでそれぞれ一回と最後のレクチャーコンサートでバリオスの曲を二曲演奏します。他に演奏される方もみな素晴らしいので今から楽しみです。そして濱田先生の講演もあります。
バリオスは大聖堂やワルツ、そして森に夢見るや最後のトレモロといった有名作品を含む数多くの名作があり、クラシックギターを演奏する方なら必ずその名前を聞く事になる人物です。作風も多岐に渡り、バロック、古典、ロマン派、民族音楽といった様々な作曲の技法を手中に収め自在に使いこなしています。ただその作曲技法の多様さが逆にバリオスとは一体どういう人物なのかを分かりにくくしているように感じていて、人の演奏を聞くのは好きなのですが、自分ではあまり演奏しない作曲家の一人でした。
今回多くのギタリストが集まり、演奏と講演を通じてバリオスとは一体どういう人物なのかを問いかけていく試みは非常に貴重で刺激的なものになると思います。とても面白いイベントになると思いますので多くの方の参加をお待ちしております。
興味のある方は六弦堂のホームページのイベント欄をごらんになってお申し込みください。宜しくお願いします。
六弦堂ホームページ