運命の一戦へ!
2010年 06月 24日
ワールドカップベスト4という大きな目標を抱えながらも国際試合でそれといって際立った結果を残せず、しかも悪い事に本番前の強化試合で4連敗を喫してしまい日本中からこれでもかと叩かれ続けた岡田ジャパン。
岡田監督やめろの大ブーイングとともに
やれ、ベスト4とは一次リーグのベスト4のことだとか
あげくの果てには日本の未来のために勝つな、負けろだとか。
それはそれはひどいパッシングを浴びてきたのですが、本番になってカメルーンに競り勝ち、優勝候補のオランダと最後まで競り合う熱戦を繰り広げる岡田ジャパンの評価は急展開。日本中が手のひら高速回転状態。このまま決勝トーナメントに進んでしまえば手のひらどころか全身がひっくり返ってしまいそうな勢いです。
しかしここまでチーム状態があがってくるとは思いませんでしたね。
強化試合で4連敗したときには今回は駄目かもな私も多分に漏れず思ったものですが、何故だかチームの雰囲気だけは悪くなさそうだな感じたのは覚えています。今回は優勝候補と目されるチームがなかなか実力を発揮できないことが多いのですが、そういうチームはえてしてタレントがそろっていてもチームとしては機能していないなと見ていて思う事が多いです。前回準優勝のフランスもチームとしての体をなさないまま一次リーグで姿を消してしまいました。前回のWBCの時もそうですが、こういう大会になるとものを言うのは個人の実力ではなくチームとしての団結力なのかもしれませんね。今の日本はチームとしてはどこよりもまとまっている感じがします。
さあ、これでリーグを突破すればまさに歴史に残る一日となるのですが、どうなることやら。
目が離せない一戦がもうすぐ始まろうとしています。