浜松楽器博物館 2

引き続き、楽器博物館の写真です。
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地域は確認し忘れましたが確かアフリカ方面の弦楽器だった。はず。
原始的な形態です。弦楽器のルーツは干上がった川に干涸びた亀の死体があり、甲羅の間に残っていた乾いた筋繊維を弾いたらいい音がしたとかなんとか。打楽器についで古いルーツを持ってるらしいです。(うろ覚え)
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主に中南米で使われてるギター族の楽器達。
中央上にある小振りのマンドリンみたいな楽器がチャランゴだったはず(うろ覚えですいません)
後はざーっと見ただけでどんな楽器なのかしっかり説明見てなかったな。サイズもまちまちです。
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引き続きヨーロッパにある弦楽器の仲間達。
クラシックではなく民族音楽の世界で活躍している楽器です。
ジプシーやアラビア世界の影響を感じますね。
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左からリュート(ヨーロッパ)ウード(アラビア)ピパ(中国)琵琶(日本)
洋梨型のボディーといい後ろに折れ曲がった糸倉といいどことなく似てますよね。
これらの楽器は同じ楽器をルーツに持つ遠い親戚達です。

古代ペルシャで産まれた「バルバット」という楽器が起源となっており、それぞれが東西に伝わっていくなかで形や材質がその土地に合わせたものに変化して行ったようです。面白いですね。
リュートはイベリア半島に伝わりそこからギターが誕生して世界中に散らばって行くのでした。

肝心要の「バルバット」にお目にかかれないのが残念!!

次に続きます。
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by onkichi-yu-chi | 2009-05-07 18:02 | 雑記 | Comments(0)

浜松楽器博物館 1

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ゴールデンウィークの期間を利用して浜松にある楽器博物館まで足を運びました。世界中の様々な楽器が集められています。写真を何枚か撮ったので何回かに分けてアップして行きます。


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地下に降りてすぐに鎮座する巨大なオブジェ。
トーテムポールみたいですが・・・
実際に並んでみるとその大きさが良くわかります。

単なるオブジェでは勿論ありません。
ご察しの通り打楽器です。

中央がくり抜かれて中は空洞。実際に叩く事は出来ないので音は側に置かれているヘッドホンで確認、結構澄んだ音がします。

祭り事や通信用に使われているようです。

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丁度楽器のデモンストレーションの時間でした。これは自動演奏するピアノ。オルゴールの様に穴の開いたロールから音を読みとり自動演奏。足下のペダルが動力になっていて、音の強弱の調整。手元にはスピードをコントロールするレベルスイッチがあり速度の調整をしています。

ただ相当古い時代の楽器なのに曲はジャズ風にアレンジされた「星に願いを」だったのがちょっと残念かなw 当時のロールがもう残っていないのか。


それではこの辺で一旦切ります。
ギター類の楽器が沢山あったのでその写真を後からアップして行きます。
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by onkichi-yu-chi | 2009-05-06 15:07 | 雑記 | Comments(0)

魔法のバイオリン

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夜はようやく過ごしやすくなって来た。虫の声が心地よいです。いちばん過ごしやすい季節は秋と冬の境目だけど、しばらくは厳しい残暑に耐えないとそこまで行き着けないのです。後少しの辛抱。


先日、大阪の千里で行われたil Violino Magicoのコンサートに行ってきました。il Violino Magicoはバロックバイオリンの伊左治道生さんとヴィオラ・ダ・ガンバの大西万喜さんのデュオですが、そこに今回はバロックリュートの佐野健二さんがサポートに入ってます。ちなみに佐野さんは通奏低音の師匠です。

会場は千里阪急ホテル内クリスタルチャペル。石造りで天井も高く音響もこの規模のコンサートには最適。コンサート前にはステージ後方に置かれた燭台に灯がともされて雰囲気も抜群です。

     〜プログラム〜
ジョバンニ・ヴォナヴェンテゥーラ・ヴィヴィアーニ
     シンフォニア・カンタービレ
ジローラモ・フレスコバルディ
     トッカータとカンツォン
バルトロメオ・デ・セルマ
     シャンソン<スザンナはある日>にもとづくパッセージャータ
     ソプラノとバスのためのカンツォン第一番

休憩

ニコロ・パガニーニ
     チャントーネ・ディ・ソナタ
マウロ・ジュリアーニ
     フォリアの主題に基づく6つの変奏
     ギターとバイオリンのための競奏風二重奏曲


うーん、パガニーニとジュリアーニ以外分からん(笑)、かろうじてフレスコバルディの名前を知っているくらい。しかし演奏は素晴らしかったです。地からわき上がる様なヴィオラ・ダ・ガンバの音に支えられて、空から舞い降りてくる様なバイオリン、リュートの軽やかな音が控えめながらもしっかりとサポートしていました。会場の雰囲気も相俟って中世ヨーロッパにタイムスリップしたような錯覚をうけました。

後半はバロックリュートを19世紀ギターのレプリカに持ち替えてバイオリンとのデュオでパガニーニとジュリアーニ。α波が出っぱなしだったせいかこの辺りで睡魔に教われる(笑)そういえばチラシを落っことした人がいたなあ。この日一番良かったと思ったのは最後のジュリアーニ。大曲のうえにバイオリンとの二重奏曲なので耳にする機会もなく、今回が初めてだったのですがとても面白かった。ジュリアーニの曲の中では一番しっかりと作ってある曲じゃないだろうか。名前の通りギターとバイオリンが協奏曲風にあるときはメロディーにあるときは伴奏にと交互に入れ替わりながら進むのですが、バイオリンの伊佐治さんメロディーはしっとりと歌い、サポートに廻ってもしっかりと支えてくれる。二台の楽器の対話に耳を傾けるうちに時間の長さを感じる事なく最後まで聞かせて頂きました。一番最後はジュリアーニ定番のギタリスト泣かせのフレーズがあったのはご愛嬌。別になくても良かった様な気がするけど、そこがまたジュリアーニらしいというか。

今回のコンサート、どの楽器も非常に脱力した状態で演奏されていたのが印象的でした。力は抜けてるんですが、音はしっかりと飛んでいたし、デュナーミク、アゴーギクもとても分かりやすい。古楽器の特性というのもあるだろうけど、この辺りは勉強する必要があるなとおもいました。演奏会終了後、伊佐治さんと少しお話しする機会があったのですが、とてもチャーミングな方でした。またの機会をお待ちしてます。
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by onkichi-yu-chi | 2007-08-25 01:25 | おんきち | Comments(0)
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この前の9/3の事ですが、芦屋の山村サロンにて行われた大井浩明クラヴィコードリサイタルに行ってきました。

大井さんの事は師匠の金谷幸三から紹介され、師匠の代りに行ってきた二年前の京都でのコンサートはちょっとしたカルチャーショックを与えてくれました。二台のチェンバロを行ったり来たりしながらバロックと現代の作品を縦横無尽に料理し、満場のお客さんの拍手にアンコールでネスカフェゴールドブレンドであっさりと答えあっけにとられたのを良く覚えています。

今回の会場の山村サロンは芦屋駅を降りてまさに徒歩三分、駅から陸橋でダイレクトに会場入り。まるで能の舞台のようなホールは大きさは小さめ、だけど音響はデッドでもなく響き過ぎでもなく。こんな会場が姫路駅近くにあればいいのに。

d0077106_1775223.jpgクラヴィコードは聞くのも見るのも初めてだけど、まずはその音量の小ささにビックリ「ちっちゃ!」、壁むこうのリハーサル室から聞こえてきた音かと思った、でも耳が馴れてくるとその小さな音量からは想像もつかない残響の深さ、表現力の多様さに驚かされる。これは今まで聞いてきた鍵盤楽器のイメージよりもずっとギターよりの響き、それも19世紀ギターとかテオルボの様な。それぞれの音が独立した響き、方向性を持ちながら、全体としては不思議に調和を形成するという特性は19世紀ギターにも共通するなんともいえない魅力です。普通のピアノなら多少のミスタッチでも鳴っているだろう音が「バスン」とまさにフレットを押さえ損ねた様な音をたてるとこもまさにギターです。親近感湧きます。

バッハがリュートのために書いたリュート組曲はリュートのためには余りにも難しくて(コユンババ調弦でハ短調、ホ長調弾こうってのがムリがある。)本当にリュートのために書かれたんか?というのはよく言われているけど、ひょっとしてこの楽器で作曲されたんじゃないかなと思った。いつかこれでリュート組曲全曲演奏会を開いて欲しいです、大丈夫です、それなりにお客さんは入ると思います、多分。

バッハ後期の24調を巡る旅。前半はちょっと心構えが足りなかったせいか心地よくうとうとしてしまうこともあったけれど、段々と耳が形式になじんできたのか、後半になるにつれてグイグイと引きつけられる。違う調に移る度にさて次はどんなことやってくれるのかと。

パンフレットにはお笑いと音楽の類似点について書かれているけれど、バッハのフーガってのは正にコントではないか。最初に主題が提示されそれを元にどんどん話を膨らます。大喜利に見せかけ、実は何度もリハーサルを繰り返している笑点みたいなやつもあれば、思いつきで適当に話し始めたものの収集がつかなくなり「チャンチャン」で無理矢理シメてみたり。

印象に残ったのは後半の変イ短調、聞いていて何処に行くのやら、なんだか気持悪くなった。あと変ロ長調は聞いていてBWV998「プレリュード・フーガ・アレグロ」を想起させられた、なんだか曲の展開や材料が似通ってる気がする。しかしピアノは初心者の段階で「インベンションとシンフォニア」とか「平均律」とかで多様な調やフーガの形式に親しめるのは羨ましい、ギターでやろうとしたらどうしても身構えてしまうし。でもあまりこの曲集を楽しそうにやってる人はお目にかけないなあ、これを子供に楽しませて弾かせるのは相当大変だとは思うけど。

演奏会後、大井さんが会場に現れ少し話をする機会を持ててその中で「最近若手のギタリストのバッハを聞いたけどあれはモダンの演奏だったね〜」との話をしたんだけど、それはモダン楽器での演奏だったからか、それともその表現がモダンだったのかなと(おそらく後者のほうでしょうが)と少し疑問に思いました。古楽だろうとモダンだろうと広島焼きだろうと食ってみておいしけりゃいいじゃんとつい思ってしまう、「古楽にも興味あります」と言ってしまいがちな者の一人としては、古楽とモダンとの決定的な違いが分からず、頭を捻り首をかしげ乍ら家路に着きました。ひょっとしてそういうところが首根っこを押さえつけられてこっち側にも窓があるということに気付かされた大井さんの留学の遺産なのだろうかな〜などと。

二回しか聞いた事はないけど、いつも考えさせてくれる大井さんの次のコンサートがとても楽しみです(チャンチャン)
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by onkichi-yu-chi | 2006-09-07 18:11 | おんきち | Comments(5)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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