茨木クラシックギター・セミナー盛況のうちに終了致しました。ご来場頂いた全ての皆様ありがとうございました。

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今回のセミナーの柱としてコンサートの他にソルの教育的作品に親しむワークショップが開催されたのですが、これがとても素晴らしかったです。ワークショップに参加された方々がそれぞれ自分で考えた副題を発表されて、何故このタイトルをつけたのかということを説明されてから演奏をされていたのですが、その説明を聞いてから演奏を聞くとなるほどそういう風に聞こえてくるので不思議です。

北口先生が ”演奏する方々の人生がかいま見える様な時間” と仰っていましたが確かにこれはコンクールのような腕自慢が集まる場であったならこういう空気は醸し出されなかったかもしれません。日々の慌ただしい生活の中でも時間を捻出して音楽を愛する方々が集まったからこそこういう温かい時間が作り出せたのではないかと思いました。濱田先生も演奏を聴いてから一言ずつ感想を述べていましたが、その指摘はウィットに富んでいながら語り口に優しさが込められていてとても印象深かったです。

”ギターを弾く方はみな友人だと思っています”

という言葉も納得です。

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レクチャー&コンサートでは濱田先生と北口先生がソルの作品と生涯を年代別に振り返りながらその時代の特徴的な作品を四人のギタリストが演奏して行くというスタイルでした。今回演奏したのは”魔笛の主題による変奏曲”と奇想曲”静けさ” 藤村良くんとの二重奏で”ディベルティメントよりポロネーズ”の三曲。講演の合間に演奏するという今まで経験した事のない状況での演奏でしたが、いい演奏が出来たと思います。このイベントへの取り組みと参加者全員が作り上げた心地よい雰囲気が上手く合わさった中で演奏出来たのがよかったと思います。特に”静けさ”はソルの芸術とともに生きて行くという強い意思を演奏中に感じ取れてとても手応えのある時間でした。そして演奏する他の奏者を間近で見る事が出来たのもとてもいい勉強になりました。


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北口先生の松村と濱田先生のブーシェでの貴重な二重奏の風景。ずいぶん久しぶりにギターに触られたという濱田先生でしたが、ブーシェがうなり声をあげる様な強烈な音を奏でていました。

このイベントで改めてブーシェのすごさが分かった様な気がします。音の中に一切人工的な響きがなく、出てくる全ての音が”自然”でした。最後の”悲歌風”を聞いていつかこの楽器でチャレンジしてみたいという思いも過りましたが、まだまだ精進が必要ですね。


今回のイベントに向けて、また初心に返って練習曲集を広げ直して練習しましたが、準備期間も含めてとてもいい勉強をする事が出来ました。今までも大好きな作曲家でしたが、生涯をかけて追求する価値のある作曲家だと確信することができました。改めて今回のセミナーを企画して声をかけてくれた北口功先生と愛のある語り口でソルとギターを語ってくれた濱田滋郎先生に感謝です。どうもありがとうございました。
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by onkichi-yu-chi | 2015-07-14 16:46 | おんきち | Comments(3)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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