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ギタリストたちの饗宴

d0077106_23494842.jpg荘村清志、福田進一、鈴木大介に大萩康司、マリア・エステル・グスマン。知ってる人は知っているクラシックギター界のビッグネーム。これだけでもあり得ない程の豪華メンバーなのに、トドメにjazzギターの巨匠渡辺香津美。

スターそろい踏みでソロから5重奏、たっぷり三時間半にも渡る大立ち回り。遅れて来た真夏の夜の夢ならぬ初秋の昼の夢。しかしどんな経緯で姫路まで来てこのドリームマッチを開催することになったのかが未だによく分かりません。

記録のためにプログラム残しときます。

program

一部

ボッケリーニ:序奏とファンダンゴ(福田&荘村&鈴木&大萩)
トゥリーナ:セビリア風幻想曲(大萩)
ファリャ:スペイン舞曲第一番(鈴木&大萩)
アルベニス:椰子の木陰(鈴木&大萩)
チマローザ:2つのソナタ(荘村)
ヴィヴァルディ:コンチェルトグロッソ(福田&鈴木&大萩)
デュアート:アメリカーナ(福田&荘村&鈴木&大萩)

二部  渡辺香津美 オン・ステージ

マイルス:マイルストーンズ
ジャンゴ:ヌアージュ&マイナースイング
月の砂漠(だったよね)
渡辺香津美:血の逃亡
渡辺香津美:イベリコのホニャララ(忘れた)
禁じられた遊び(ゲスト福田進一)

三部

アルベニス:アストリアス(グスマン)
ブローウェル:ミクロピエサス(福田&大萩)
マラツ:セラナータ・エスパニョーラ(鈴木)
プーランク:エディット・ピアフ讃歌/シューベルト讃歌(荘村&グスマン)
ブローウェル:舞踏礼賛(福田)
武満徹:不良少年(福田&グスマン&荘村)
ディアンス:ハムサ(福田&荘村&鈴木&大萩)

アンコール

ヴィラロボス:ブラジル風バッハ5番よりアリア


正直行くかどうか直前まで悩んでました。この中の誰かのソロコンサートなら即予約してたと思います。これだけのメンバーが集ると逆にピントがボケてしまうんじゃないかという不安があったのですが、すっかり杞憂に終りました。3時間半に渡る長丁場を最後まで飽きる事なく聞かせたのは流石としか言いようがないです。

皆数々の大舞台を経験している強者ばかり。物腰は柔らかくても、大きな会場と満員の客を圧倒する雰囲気を醸し出していたのが印象的でした。
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by onkichi-yu-chi | 2007-09-29 23:00 | おんきち | Comments(0)

Tangology Live in Takatsuki

d0077106_23424100.jpg美山の盟友、築岡大輔君が参加しているタンゴバンドがオールピアソラライブをやるということで高槻まで行ってきました。

「アストル・ピアソラ」はモダンタンゴの破壊者、創造者として今でも根強い人気を誇る演奏家・作曲家です。10年程前クレーメルやヨーヨーマ等のクラシック畑の演奏家が作品を取り上げたことにより、ピアソラブームが起こり知名度が跳ね上がりましたが、ピアソラ作品の最もコアで美味しい部分はオリジナルのキンテート(5重奏)の作品に集約されているのじゃないかなと思います。

今回のライブはそのキンテートの作品の中でもメジャーな曲を中心にやりつつ、独奏楽器のためのオリジナル作品も弾きつつ、小編成のアンサンブルもやりつつと一回のライブでピアソラのいい所取りに挑戦した濃密で贅沢なプログラムでした。

program

ブエノスアイレスの秋
天使のミロンガ
ミケランジェロ70
サニーのゲーム(ピアノソロ)
ブエノスアイレス午前零時

アディオス・ノニーノ
私自身の肖像(ミルトンの肖像)
タンティ・アンニ・プリマ(アヴェマリア Bn&Gt)


休憩


ブエノスアイレスの夏
天使の復活
ロマンティコ(ギターソロ)
ボルデル 1900(タンゴの歴史より Vn&Gt)
現代のコンサート(タンゴの歴史より Vn&Gt)
ブエノスアイレスの春
タンガータ


このプログラムを見ているだけでもこみ上げてくるものがあります。学生時代は所属してたギター部の中でもピアソラブーム真っ盛りで、ピアソラと名前がつけばとにかくなんでも手を出してました(笑)その頃はまだピアソラの演奏するキンテートの音源はなかなか手に入らず、アサド兄弟の演奏するピアソラの編曲物をよく聞いてたなあ・・・
またその頃の先生がピアソラのキンテートを結成して、そのライブをゾクゾクしながら聞いていたのも懐かしい。ついにはジャズ研でメンバーを募りキンテートを結成したり(人前で演奏する機会はなかったのだけども)学生時代はピアソラの音楽無しに語れないくらいでした。

唸りを上げるバンドネオンをベースとピアノが下からしっかりと支え、バイオリンがしっとりと歌い、ギターは控えめながらもしっかりと存在感のあるサポート。昔はピアソラのキンテートからギター省いても大丈夫なんじゃない?と考えてたけどとんでもない。今考えるととんでもなく失礼なこと考えてました(笑)荒々しいのだが、ところどころ表れる美しいハーモニーを聞く度にピアソラってやっぱスゴい人だったんだなと改めて思わされました。

前半はキンテート作品のメジャーどころが目白押し。もう学生時代に浴びるように聞いてた曲ばかりだったので、一曲ごとに懐かしさがこみ上げてきました。バンドの要バンドネオンがしっかりと全体のバランスを確認しながら抜群のバランス感覚でハーモニーを作り出していた事に特に拍手です。

後半突入と同時にギター、ベース、バイオリンが入れ替わり更に演奏は加熱。ブエノスアイレスの夏、天使の復活、そう、この熱さがピアソラだよな〜。そしてこの熱演のあとに築岡君のギターソロ。このロマンティコはピアソラがギターソロの為に書いた唯一の作品「五つの小品」からの抜粋になるのだが、とにかく難しくて弾く人があんまりいない難曲ですが、濃密に詰め込まれたピアソラのエッセンスから逃げ出さずに真っ正面から突撃するつっきーらしい男気溢れるソロでした。多少のミスはあったものの、あの浮遊間のある神秘的な空間は中々作り出せないよ。

引き続き築岡君とバイオリンの竹田氏による「タンゴの歴史」これがこの日一番の出来ではなかったかなと思います。つっきー曰く「その時によって演奏が全く変ってくる」という竹田氏のバイオリンに昔からこの作品を弾き込んでるつっきーの熱のあるサポート。ちょっと熱演すぎてタンボーラでギターたたき割るんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、最後まで目が離せない熱演でした。うん、やっぱこれがいちばん良かった。いつかやらないとな。


バンドネオン奏者の小松亮太が「ピアソラを弾く時、今まで自分では持てなかった様な勇気が湧いて来て、どんなことでも挑戦出来る様な気がする」と言っていましたが、このライブを聴いてまた新しいやる気が湧いてきました。この濃厚なライブに体当たりで挑戦した10人のタンゴ弾きの皆さんに拍手。
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by onkichi-yu-chi | 2007-09-22 23:43 | おんきち | Comments(2)
d0077106_23193963.jpg11月4日に開かれる姫路ミュージックストリートに参加する事になりました。

今回で10回目となるこのイベントは姫路城周辺の様々な会場で、クラシックからジャズ、邦楽、ゲンダイオンガクに到るまで、多種多様なジャンルの音楽を一度に楽しんでしまおうというイベントです。

今回は姫路市立美術館の講堂でソロギターによるコンサートを担当します。

日時:11月4日
場所:姫路市立美術館 講堂 
  ホームページはこちら
時間:14:00〜15:20

         〜プログラム〜

小さい秋見つけた/中田喜直
カバティーナ/マイヤーズ
もしも彼女がたずねたら/レイス
アルフォンシーナと海/ラミレス


出来るだけ親しみやすい曲を揃えてみました。

高校時代は姫路東高校に通学していたので、この美術館は毎日のように見ていたのですが、10数年後にまさかここでコンサートを開く事になるとは・・・全く想像出来なかったですね(笑)

このイベントは一日で全てやりきってしまうため、残念ながら他の会場のコンサートは見に行けないのですが、なかなか面白いイベントが揃っているようです。特に県立歴史博物館で上田希(クラリネット)・福井ともこ(作曲)のnext mushroom promotionの二人が開催するゲンダイ音楽のコンサートはかなり面白そうです。もし違う日にやってくれてたら絶対に聞きに行ったのですが。


あ、忘れてました。どの会場も入場料は無料なのでお時間のある方は是非お越し下さい。
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by onkichi-yu-chi | 2007-09-18 23:30 | Concert information | Comments(0)

ドーナツ

d0077106_23423989.jpg ネタに詰まったので実家の猫です。まるまると幸せそうに丸まってます・・・まあ、昔から子供と動物には勝てないっていいますよね。

そういえば、見ての通り実家の猫ちゃんはトラ猫なのですが、トラと言えば今日阪神が怒濤の10連勝を達成してがっちりと首位をキープしております。(強引なネタ振り)

セリーグは上位三チームのゲーム差もまだまだ小さく、終るまでどこに優勝が転がり込むか分からない熾烈な展開が続いていますが、ここ最近の阪神の勝ち方を見ていると一足先に混戦から抜け出しそうな感じですね。クライマックスシリーズが導入されたのでトップでもそれで終りではないんですが。

しかしこの10連勝の期間中、なんと守護神の藤川は10連投!ウイリアムズはそれほどでもないけど、久保田も毎日のように顔をだしてるし。10連勝しているとはいえ楽に勝てた試合はなかったってことですね。こんなに酷使して大丈夫なのかと横浜ファンなのに心配しております。

しかし阪神のリリーフ陣の充実っぷりはスゴい。
JFKの中の一人横浜に移ってこないかな・・・ないだろうな。
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by onkichi-yu-chi | 2007-09-10 00:02 | Comments(0)

ミニコンサート

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昨日、姫路白浜のはちわかこどもクリニックにて、バイオリニストの中西ターニャさんとミニコンサートを開きました。ターニャさんはロシア出身のバイオリニストで、ホテルの専属演奏家として来日し、現在は姫路に拠点を移して活動しています。情熱的なバイオリンを演奏する方です。
今回、ターニャさんからお誘いがあり初めて共演しましたが、子供とお母さんのためのコンサートという事で選曲には色々と頭を悩ませました。

             〜プログラム〜
ヴィヴァルディ:春
モンティ:チャルダッシュ
モリコーネ:ニューシネマパラダイスより
ミッキーマウスマーチ
ジブリ映画より何曲か  他


出来るだけ聞きやすい曲ということでアニメ音楽とクラシックの有名曲を揃えてみたのですが、後半になってくると子供には少しキツかったかも知れないですね。もう少し考える必要アリです。最後に「となりのトトロ」をみんなで歌ったときが一番盛り上がりました。

でも、知っている曲を聴いているときは子供達も楽しそうにしてくれました。これを機会に音楽の事に興味を持ってもらえればいいですね。
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by onkichi-yu-chi | 2007-09-02 15:31 | おんきち | Comments(0)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


by onkichi-yu-chi
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