2011年 03月 13日 ( 1 )

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二人のギタリスト、加藤奏さん、等々力成史さんのジョイントコンサートを聴きに京都の法然院まで行ってきました。

彼らと知り合ったのは確か第二回の美山音楽祭だったんじゃないかなと思います。あれから5年、ずっと勉強を続けていたのは知っていたしちょくちょくと演奏を聴く機会はあったんですが、彼らの本格的なコンサートを聴くのはこれが初めてということでスゴく楽しみにしてました。
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プログラム

ダウランド/ファンタジー
バッハ/リュート組曲第一番
ソル/練習曲集 Op.31、Op.35より
(等々力ソロ)

休憩

トローバ/ソナチネ
ヴィラロボス/5つのプレリュード、ショーロスNo.1
(加藤ソロ)


おそらくしっかりしたコンサートは今回が初めてだったと思うのですが、ガチンコのプログラムです。
良く勉強しているのが分かったし、このコンサートにかける彼らの意気込みもしっかりと伝わってきました。

等々力さんは丁寧な音の処理が好印象だったし、緩楽章での歌い方や和声感のセンスがとても素晴らしかったです。加藤さんは熱のある独特な歌い方、そして大曲をねじ伏せる強い意志とステージでの存在感が素晴らしかった。時間を感じさせない熱演だったし、また成長した次の姿を見てみたいと思わせてくれるコンサートでした。
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冒頭、等々力さんが今回の震災に遭われた方々へのお悔やみとコンサートに対する思いを話してくれました。

「このような災害が起きているなかで音楽をしていていいのかという思いもあるが、このコンサートに来てくれた人たちに少しでも力を与えられる様な演奏をしたい」

この言葉に本当に励まされました。
悲惨な災害の情報が溢れかえるなか、呑気に音楽なんてやってていいのかという思いがありギターを触るのが億劫になってしまう瞬間があったんですが、今自分のやれる事が何かと問い返せばしっかりと自分の日常生活を送ることくらいなのじゃないかなと思います。

音楽家なら音楽をやる。演奏を聴いてくれた人に、レッスンを受けてくれる生徒さんに力を与える事が出来る様に努力する。それが自分たちの本分です。そして余裕があれば少しでも募金すると。

今回のコンサートの副題は”音に託す希望のリレー”でした。
ソロとソロを繋ぐリレーという意味もあるのでしょうが、コンサートを聴いてくれた人へ、その後の生活での活力になって欲しいという思いもあったと思います。彼らから貰ったエネルギーを力に変えてそれを自分も誰かに手渡せる様に頑張って行きたいと思います。

このコンサートを開催してくれた二人に感謝です。
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by onkichi-yu-chi | 2011-03-13 23:54 | おんきち | Comments(0)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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