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燕が家路に翔ける時



久しぶりに動画投稿。
ロマン派を代表するギタリスト、J.K.メルツの"アガテ"です。

フランツ・アブトという方の歌曲"燕が家路に翔ける時"をギター独奏用にメルツがアレンジし直したものです。こういう曲を現代のギターで弾くとちょっとだけ違和感を感じる時があります。響きに無理があるというか。やはり19世紀ギターが欲しくなるなあ。

メルツの編曲ものは他にはシューベルトの六つの歌曲が有名で、シューベルト好きとしては外す事の出来ないレパートリーです。涙の賛美、セレナーデはデビューコンサートで使わせてもらいました。この辺りの曲もそのうち録音していきたいです。



原曲をyoutubeで探してたんですが、見つかったのはこれだけです。
こちらはベルリン・リード・オルガンでの演奏。ギターと違ってかなり荘厳な感じです。

こうして聞いてみるとギター版の中間部はメルツの創作っぽいですね。
ハンガリー幻想曲のような転調がギターによくフィットしてます。
by onkichi-yu-chi | 2010-10-25 10:23 | Recording

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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