上田晴子ピアノスクール聴講してきました

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あっついですね。ちょっと部屋を閉め切って外出して帰ってきたら室温が35℃を超えてました。
むわ〜んとした熱気が襲ってきて倒れそう…


今日はパルナソスホールで行われたピアノスクールを聴講してきました。
今年で11回目となるこのイベント。すっかり夏の名物イベントになってきた感があります。
人気も定着してきたようで、毎年全国各地から受講生や聴講生が集まってきています。

講師はパリのコンセルバトワールでも教鞭を執っている上田晴子先生
ミクロからマクロまでを俯瞰する解析力、多様な時代、地域の音楽に対する造詣の深さ、アイデアの豊富さ、それを実現する演奏の技術とアイデア、室内楽の超一流の名手と渡り合ってきた経験値、どれをとっても圧倒的でその音楽の素晴らしさにあっという間に時間が過ぎていきます。

受講されている方々もかなりレベルが高く、高度な要求にも直ぐに反応してどんどんと音楽が変化していく様はとても感動的でした。

目の前で繰り広げられる高密度なレッスンに時間を忘れて久々に純粋に音楽を楽しみました。
あと24,25,26の三日間行われるようです。まだ聴講は席が空いているようなので興味がある方は是非問い合わせてみては如何でしょう?


ギターにも色々と通じる部分が多くて勉強になりました。
以下、気になった部分をメモ。


今日良く聞いたのはボールをプールに沈める例え。

鍵盤や音をドスーンと下に落とすのではなく、水の上に浮くボールを水中に押し込めるような浮力を感じながらタッチする。(クレッシェンドをかけるときに良く言われていたようです。)
これを意識する事によって音がポーンと孤立して存在する事なく、周りの音の世界に上手く溶け込ませていたように思いました。発音のシステムが違うとはいえギターにも共通するような感覚だと思いました。

ピアノから様々な楽器の音をイメージさせたり、音の動きを様々な現象や心の動きに例えたり、とにかく音のイメージが豊富でなおかつその場にピタリとあった例えを引出していたのが印象的でした。


あと身体を柔らかく使うように指示していたの面白かったです。
一音をタッチするのに背中から腕の動きを連動させて円を描くようにタッチし、腕や指の筋肉ではなく重さで弾く。それが出来ていた音は同じピアノでも音の芯の有る無しが明らかに違いました。

そのために脱力するように顔やあごの力まで脱くように指示していたのですが、逆に身体のくにゃくにゃした動きはあまり歓迎せず、演奏中に身体が動きだした時は肩を軽く押さえて動きを止める時が多かったです。脱力しながらも重心はしっかりとキープしてその重心から音を出すのが理想的なイメージの様に感じました。

この辺りもいろいろと試してみようと思います。

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夏の入道雲は何か圧倒的な迫力がありますね。
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by onkichi-yu-chi | 2010-07-23 20:54 | おんきち | Comments(0)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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