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和辻哲郎展に寄せて

お久しぶりです。
5/13に姫路文学館において姫路文学館友の会総会・記念行事が行われるのですが、
その会で演奏する機会を頂きました。


「ギターでめぐるヨーロッパの旅 - 「和辻哲郎展」に寄せて」

日時:平成22年5月13日(木) 午後1時30分〜(演奏は午後2時20分頃から)
場所:姫路文学館講堂(北館3階)

プログラム:

シチリアーナ/イタリア伝承曲
アラビア風奇想曲/フランシスコ タレガ
プラテーロと私より「夕べの鐘」/カステルヌーヴォー テデスコ
魔笛の主題による変奏曲/フェルナンド ソル
ソナタ3番よりシャンソン/マヌエル マリア ポンセ
さくら変奏曲/横尾幸弘


この会は姫路文学館の友の会の会員の方のための行事ですが、もし演奏を聴きたい方がいれば入場する事も出来るとの事なので、興味のある方は是非ご連絡下さい。

毎度、宣伝が遅くなってしまって申し訳ありません…


先日、会の打ち合わせで姫路文学館まで伺って打ち合わせをした後に文学館の建物を見学させて頂き、「和辻哲郎展」も見させて頂きました。中には関係資料があり和辻本人の直筆の手紙の他に交流のあった夏目漱石や芥川龍之介、島崎藤村などなど日本文学のオールスターともいうべき人達からの手紙がありそれを見ているだけで面白かったです。

ドイツ語の原書に入念、丁寧な書き込みがあり、研究熱心で知性的な感じを受けましたが、和辻の文字自体は優しく柔らかみがあり今まで勝手に描いていた堅くて難しい感じのイメージとは違う人なのかなと思ったりしました。

芥川の字はものすごい達筆、漱石も達筆でしたが文字からユーモアが感じられます。この手紙を見るだけでも行く価値があると思いますよ。

姫路在住ながら恥ずかしながらあまり知る事の無かった和辻哲郎の姿が少し見えた様な気がします。これから色々と読んでみようと思います。


あと文学館を色々と見せて頂いて写真も何枚か撮らせてもらったので載せようと思っていたのですが、携帯のSDカードが無くなってしまったので掲載する事が出来ません…またの機会に載せようと思います。カッコいいんですよ、姫路文学館。

しかし何処でカードがなくなったのやら?
by onkichi-yu-chi | 2010-05-10 22:27 | Concert information

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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