さよならキムタク

初めて木村拓也選手を見たのは横浜が最も強かった97年のシーズン。
キムタクと同性同名の選手がいるんだな位の認識だったのですが、その当時無敵の守護神だった"大魔神"佐々木主浩からサヨナラヒットを放った瞬間、それ以降私の中でのキムタクはSMAPの一員ではなく野球選手の木村拓也になりました。

ピッチャー以外の全てのポジションをこなし、しかもスイッチヒッター。ピッチャーと木村拓也が8人いればチームが作れるとまで言われた正にユーティリティー(万能)プレイヤー。

ただ、それは決して望んだものではなかったようです。
キャッチャーとして入団するも目が出ず、ほとんど戦力外のような状態からどのようにすれば球界を生き残れるかを真剣に模索する中で、選手層の薄いポジションを狙って練習し、あらゆる状況下でも対応する力を試行錯誤の中で見つけて行ったようです。プロに入団する選手が学生時代に習得した一つのポジションからほとんど動く事のない中で、プロに入団してからあらゆるポジション、そしてスイッチヒッターまで習得した。当然もの凄い練習が必要だったと思うのですが、その思考の柔軟性がなによりも素晴しいと思うところ。

NPB新人研修 木村拓コーチ講義内容

苦労人であったこと、そしてその明るいキャラクターで球界でも慕われる人物であったんだろうなということは想像に難くないです。その経験を活かしてこれから現役時代以上に大きく羽ばたくんだろうなと思われた矢先のこの出来事・・・本当に残念です。



広島、緒方孝市選手の引退試合。
木村選手の打球は柔らかく空に舞い上がり吸い込まれる様に緒方選手のミットに納まりました。
それはまるで二人のキャッチボールのよう。


木村拓也選手のご冥福をお祈り致します。
[PR]
Commented by めだか at 2010-04-08 23:30 x
この映像を見て,ようやく実感が湧きました。
悲しすぎる。。。
Commented by onkichi-yu-chi at 2010-04-09 05:27
>めだかさん

人柄が偲ばれるプレーだよね。
監督としてカープを引っ張る姿を見てみたかった、本当に惜し過ぎる・・・
by onkichi-yu-chi | 2010-04-07 12:47 | Comments(2)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


by onkichi-yu-chi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30