アレテクメモ 9/30

今日は新しく体験の方が来られたので、最初の導入部分の復習の時間になりました。
いままで覚えていたようで忘れていた事を復習出来たのでよかった。
体験の方が短時間でどんどんと変化して行く様子を間近で見れるのはとても面白いです。


以下はレッスンのメモ
体験の方がこられた時はいつもここから始めるのですでに3回くらいは聞いている話なんですが、忘れている事が結構多かったです。


Q アレキサンダーは何処出身?

オーストラリア、それも本土ではなくてタスマニアの方だったらしい。
てっきりイギリスの人だと思っていました。


Q アレキサンダーは何を専攻していた?

朗誦 
詩句などを声高に読むこと。朗読。(三省堂 大辞林より)

シェークスピア等をやっていたようです。それでイギリスの方だと思っていました。


Q 自らの朗誦に問題があると感じていたアレキサンダーは問題を解決する為に何をしたのか?

まずは病院に行って原因を探したらしいです。ただそこでは問題点を発見する事は出来なかった。
そこで目の前に鏡を置いて朗誦を行いながら自らの問題点を探したようです。


Q そこでアレキサンダーは何を発見したのか?

自分の朗誦が上手くいかないときに

1 首の筋肉が収縮して頭が後ろに、下に移動していた。
2 呼吸が口呼吸になっていた。
3 頭が後ろ、下に動く事により喉の声帯を圧迫していることに気付いた。

この中で自力でなんとか出来そうだと考えたのが一番目にあげた首の筋肉の収縮だったとのこと。


ここでチェアワークを開始。

・先ずは体を動かさずに首を左右に振る。
 頭蓋骨と首との接点(AO関節)を意識する。

・上半身を股関節を意識して前に倒す。
・座骨の上に体重をのせる。


今まで何度も繰り返している動きなので大分スムーズになってきたと思う。
ただ、慣れてきたためか無意識に動いてしまっているとも感じた。
無意識で行動してしまうとそこから先には習慣しか現れない。そこで一時立ち止まる"抑制"が必要になる。


意識的に動かす為に

・自分を取り囲む空間を意識する。
・自分の身体の感覚を自覚する。


一番基本だけれど大切なことです。
何回言われていても意識から抜け落ちる時はあるんだなあと思いました。
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Commented by rodimus at 2009-10-01 23:52 x
>1 首の筋肉が収縮して頭が後ろに、下に移動していた。

患者さんの発声訓練や嚥下訓練時に
似たようなことを考えます。
肩甲帯が前方突出&挙上している場合は、
頸部が伸展し喉頭周囲の筋緊張が高まり、
声質にやや努力性が強くなります。
また嚥下時の喉頭挙上機能が弱まり、
嚥下障害の一因となります。

「頭が後ろに、下に移動していた」というのは、
むしろ両肩が挙上し、頸部が伸展していた
ということじゃないでしょうか?

また骨盤が後傾すると、
上記の姿勢になりやすいうえ、
発声時に腹部の力をうまく生かせないため、
STの発声訓練時にもできるだけ
骨盤前傾位を作るように努力します。
これが以下の記述に
相当するんじゃないかと思います。

>上半身を股関節を意識して前に倒す。
>座骨の上に体重をのせる。

このあたりはST的にみても、
理にかなっていると思いました。
Commented by onkichi-yu-chi at 2009-10-05 23:02
>rodimusさん

>「頭が後ろに、下に移動していた」というのは、
>むしろ両肩が挙上し、頸部が伸展していた
>ということじゃないでしょうか?

それほどしっかりと勉強している訳ではないので断定する事はできないですが、アレキサンダーテクニークでは首の筋肉の収縮と頭をバランスよく載せるということを最も重視しています。あらゆる動作の問題点のスタート地点をここに置いているようです。

首の筋肉の収縮がおこる。
頭部が後ろに下に動く。
脊椎に圧力がかかり背骨のS字に負荷がかかる。
脊椎の後ろ側に集まる神経群に負荷がかかる。
動作に影響が出る。

自らを観察して発見した気付きをベースに、解剖学等を研究してアレキサンダーが導きだした考え方です。勿論これとは異なる考え方も当然あると思いますが、もし件の患者さんをアレキサンダーテクニークの講師が見るとしたらこういう考え方をもとにアプローチを採るのではないかと思います。
Commented by onkichi-yu-chi at 2009-10-05 23:02
続き

アレキサンダーのレッスンを受けるようになってから9ヶ月ほど立ちますが、何回も何回も繰り返し指摘されてきてようやく首の重要性を意識できるようになってきました。首の筋肉についてこれまでの人生で指摘される事は皆無に近かったので当然の事だと思います。

最近思うのはアレキサンダーテクニークは理論は勿論ですが何よりも体験する事を何よりも重視しているメソッドです。もし機会があればrodimusも一度体験してみる事をお勧めします。
Commented by rodimus at 2009-10-09 11:34 x
ありがとうございます。

こちらの臨床では、首の問題の原因を
より体の下の部分にさかのぼって考えることが多いです。
(首の問題 ← 肩甲骨の問題 ← 骨盤の問題 など)

従って首の問題は「スタート地点」ではなく「ゴール地点」、
つまり原因ではなく結果と考えることが多いように思います。

だから首の問題を解決するために、
首ではなく肩甲骨を触ったり、骨盤を触ったり、
極端な場合足に対してアプローチすることもあります。

「アレテクメモ」は臨床にも非常に参考になるので
今後も楽しみにしています。

私も機会があったら体験してみたいと思います。
ただしギターは最近ほとんど触れていないので、
私の仕事に関連する発声練習(きっとありますよね?)
とかについてになるかと思いますが。
by onkichi-yu-chi | 2009-09-30 22:30 | 雑記 | Comments(4)

姫路のギタリスト渡辺悠也のblog


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